日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』(日本国外版:Dragon Ball Z: Legendary Super Warriors)は、2002年8月9日にバンプレストから発売されたゲームボーイカラー用カードバトルゲーム。
アニメ『ドラゴンボールZ』を題材とするカードゲーム作品で、今作ではサイヤ人編、フリーザ編、人造人間・セル編、魔人ブウ編のストーリーをカードバトルで体験する。プレイヤーはマップやイベントなどで入手できるカードを使ってデッキを構築し、様々な敵と戦っていく。バトルはターンごとに攻守が入れ替わるタイプのターン制で、互いにカードを出し合いながら相手キャラクターを攻撃し、先に相手のライフをゼロにした方の勝ちとなる。また、通信ケーブルを利用したプレイにも対応しており、ゲーム内で特定の条件を満たすことでプレイヤー同士での対戦やカード交換もできるようになる。
1997年発売の『ドラゴンボール FINAL BOUT』から約5年の空白を経て発売された『ドラゴンボール』シリーズのゲーム作品であり、悟空と悟飯が一緒にかめはめ波を撃つCMも放送された。日本語版以外に、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語版が製作され、北米やヨーロッパなどの様々な国や地域で発売された[1]。
『週刊ファミ通』713号におけるクロスレビューの点数は19点(40点満点)[2]。カードゲームにしてはアクション要素が強く、ルールもわかりやすい点が評価されている一方でゲームバランスに関しては今一つとされる[2]。
初期デッキは第一話の選択肢で「だげきデッキ」と「こうせんデッキ」のどちらかを選んで手に入れる。また、このときに選んだデッキタイプによって、その後ストーリーモードで入手できるカードの傾向が若干変化する。
デッキは計20枚のカードで構築され、同じカードを入れられるのは3枚まで。また、バトル中にカードが尽きた場合でも、どちらかのライフが0になるまでゲームが続けられる。
「コマンド」「だげき」「こうせん」「ぼうぎょ」「ほじょ」の5つの種類が存在する。カードによって効果や使用時の消費コストが異なる。
プレイヤーはバトルを行うキャラクタカードを選択し、構築したデッキを使いアタックフェーズとディフェンスフェーズを交互に繰り返し(1ターンずつ)戦う。
カードは手札から直接使用する以外にも、全キャラクターにデフォルトで設定されているものや「きあいため」時であれば限定技としてセットしたカードから選ぶこともできる。また、手札にあるカードは一度使用するとそのバトル中は使用できなくなるが、限定技にセットしたものなどはバトル中何度でも使うことができる。
カードの使用には基本的に「カードコスト」と呼ばれるポイントが必要であり、カードコストは自身のアタックフェーズが回ってくるたびに若干量入手できるほか、コマンド技を成功させた場合や、自身の「ライフ」が減少し、特定の数値を下回った際などにも入手できる。
基本的にバトルは1対1で行われるが、ストーリーモードでの一部のシナリオや、プレイヤー同士の通信対戦時には2対2のチームバトルが行われることもある。チームバトルの場合でも基本的な流れは通常のものと同じだが、相手キャラクターを倒しても即座に控えキャラクターが登場するため、相手キャラクター2体両方を倒した時点で勝利となる。また、チームバトルでは特定のキャラクターが戦闘に参加していないと使用出来ない「タッグ技」の使用可能になる。
番号はゲーム内のカードナンバー順。28 - 30は空白だが存在する。
進化が可能なキャラクターには無進化時の状態を暫定的に(初期状態)と表記。
基本的に使用できるようになるのは、2周目からである。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.