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イタリアの鉄道会社 ウィキペディアから
トレニタリア (Trenitalia) は、イタリア国鉄 (Ferrovie dello Stato、FS) の列車運行業務を引き継ぐ民営鉄道会社である。
種類 | 国有企業 子会社 |
---|---|
本社所在地 |
イタリア ローマ |
設立 | 2000年 |
業種 | 運輸業 |
事業内容 | 旅客列車、貨物列車の運行 |
代表者 |
Marco Zanichelli, Presidente (Chairman) Vincenzo Soprano, Amministratore delegato (CEO) |
売上高 | 54億9800万ユーロ (2012)[1] |
営業利益 | 3億4190万ユーロ (2012)[1] |
純利益 | 2億6050万ユーロ (2012)[1] |
従業員数 | 34,819人 (2012年末)[1] |
主要株主 | Ferrovie dello Stato Italiane |
主要子会社 |
Thello (50%) Trenord (50%) |
外部リンク |
www |
トレニタリアは、イタリア国鉄(Ferrovie dello Stato)の業務を引き継ぐ民営鉄道会社だが、イタリア国鉄自体は民営化され、フェッロヴィーエ・デッロ・スタート株式会社 (Ferrovie dello Stato S.p.A.) に改称され、トレニタリアの全株式をもつ親会社である。略称は国鉄時代を引き継ぎ、FSのままになっている。
鉄道路線はイタリア全土をくまなく網羅しており、主な電化方式は直流3,000 Vである。従来より日本の鉄道と同様な電車に主力を置き、電車による特急列車も1930年代から運転している。
また、これらの特急型電車は特にETR型と称し、連接台車とカルダン駆動による先進的な設計であった。ETR200、ETR250、ETR300(セッテベッロ)が製造され、これらが発展して、ETR400/1000(フレッチャロッサ1000)となった。
路線営業キロは約1万6,000 kmで、路線密度は日本とほぼ同じである。しかし、イタリア経済の南北格差同様、ミラノ・トリノ・ジェノヴァの3大都市を擁する北部の鉄道網が密なのに対して、南部には鉄道空白地帯も少なくない。
イタリアは山岳国で、路線は勾配や曲線が多い線形になっているため、動力分散方式の採用や、車体傾斜式車両の研究開発が古くから行われてきた。また、鉄道の電化にも力を入れてきた。都市間をより直線的に結ぶ高速線(ディレッティッシマ)の建設もゆっくりとした進度ながら進められている。
複線化率は約4割で、左側通行である。
トレニタリアに設定されている列車種別は、概ね以下のようなものがある。
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