デジレ
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『デジレ』(原題:Désirée)は、1954年制作のアメリカ合衆国の映画。
ナポレオン・ボナパルトの元婚約者・デジレ・クラリーの生涯を描いた映画。
日本でテレビ放映された際のタイトルは『王妃デジレ』。
あらすじ
1794年、マルセイユの絹商人の娘デジレは、姉のジュリーがコルシカ人のジョゼフ・ボナパルトと結婚したのがきっかけで、彼の弟ナポレオンに恋心を寄せる。
彼を追ってパリへ出たデジレであったが、ナポレオンがジョゼフィーヌという貴族の娘と結婚する事を知る。デジレは失望して自殺しようとしたところを助けたスウェーデン人のベルナドット将軍と結婚、やがて将軍のスウェーデン国王就任と共に王妃となったが、王族たちによる冷遇に耐えかねて、フランスに戻る。
そして、フランス皇帝となっていたナポレオンの敗北と失脚が、デジレを大きく引き寄せて行く。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1972年3月26日『日曜洋画劇場』)
- ナポレオン・ボナパルト:マーロン・ブランド(井川比佐志)
- デジレ・クラリー:ジーン・シモンズ(二階堂有希子)
- ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ:マール・オベロン(香椎くに子)
- ジャン=バティスト・ジュール・ベルナドット→カール14世ヨハン:マイケル・レニー(新田昌玄)
- ジョゼフ・ボナパルト:キャメロン・ミッチェル(細井重之)
- マリー・ジュリー:エリザベス・セラーズ
- ポーリーヌ・ボナパルト:シャーロット・オースティン
- マリア・レティツィア・ボナパルト:キャスリーン・ネスビット
- オスカル:ニコラス・コスター
- ヘートヴィヒ王妃:イーディス・エヴァンソン
- テレーズ・カバリュス:キャロリン・ジョーンズ
- ジョゼフ・フーシェ:サム・ギルマン
- ルイ・ボナパルト:ラリー・クレイン
- カロリーヌ・ボナパルト:ジュディ・レスター
- ソフィア王妃:ドロシー・ニューマン
- シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール:ジョン・ホイト
- マリー・ルイーズ:ヴァイオレット・レンシング
脚注
外部リンク
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