「チャイナ・ガール」(China Girl)は、デヴィッド・ボウイとイギー・ポップが、1977年にベルリンにいた頃に共同制作した曲である。
「チャイナ・ガール」 | ||||||||||||||||
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デヴィッド・ボウイ の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『レッツ・ダンス』 | ||||||||||||||||
B面 | シェイク・イット | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | 7/12インチシングル | |||||||||||||||
録音 |
1982年12月 アバター・スタジオ(ニューヨーク) | |||||||||||||||
ジャンル | ポップス/ダンス・ミュージック | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル |
EMI EA157 | |||||||||||||||
作詞・作曲 | デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ | |||||||||||||||
プロデュース | ナイル・ロジャース | |||||||||||||||
デヴィッド・ボウイ シングル 年表 | ||||||||||||||||
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概要
1977年、イギー・ポップのアルバム『イディオット』の収録曲として、初めて世に出た。この曲は、ボウイがおもちゃのピアノを用いて作曲した。後年ポップが薬物依存症になり破産の危機にも瀕した際、ボウイは1983年にアルバム『レッツ・ダンス』でセルフ・カバーした。ポップが印税の半分を得て、財政的に安定してもらうためである。ナイル・ロジャースによるプロデュースの下、この曲にはイギー・ポップの暗くラフなバージョンよりもよりコマーシャルな要素が与えられた。
この曲は「レッツ・ダンス」と同じくシングル用に編集されたが、その印象的なミュージック・ビデオがより興味を惹き付けた。デヴィッド・マレット監督によるミュージック・ビデオは主にオーストラリア、メルボルンの中華街やポート・ジャクソン湾に浮かぶ船の上で撮られた。共演者であるGeeling Ngが波の上でボウイと裸で横たわっているシーン(『地上より永遠に』からの影響)がフィーチャーされ、タブロイド紙を賑わせた。このミュージック・ビデオは83年度のMTVアワードを獲得している。しかし、後にVHSビデオやDVDなどのソフトに収録される際には、微妙に修正されている。
イギリスでは、シングルが1983年6月14日の1週、2位まで上昇したが、ポリスの「見つめていたい」が1位を堅守していたため2位止まりとなった。アメリカの総合チャートBillboard Hot 100では10位まで上昇し、チャートには18週チャートインした[1]。
ボウイが行った1980年代のライブ・レパートリーとなり、1985年に開催したロンドンでのライヴエイドでもリハーサルに使われた。しかし、「5年間」「ファスシネイション」の2曲と共にライヴでの時間的制約のため、本番では演奏されなかった。
曲順
7": EMI America / EA 157 (UK)
- チャイナ・ガール [エディット] (Bowie, Pop) – 4:14
- シェイク・イット (Bowie) – 3:49
12": EMI America / 12EA 157 (UK)
- チャイナ・ガール (Bowie, Pop) – 5:32
- シェイク・イット [リミックス] (Bowie) – 5:07
チャート
チャート (1983年) | 最高順位 |
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オーストラリア シングル・チャート | 15 |
オーストリア シングル・チャート | 2 |
カナダ シングル・チャート | 2 |
オランダ シングル・チャート | 5 |
アイルランド シングル・チャート | 2 |
ドイツ シングル・チャート | 6 |
ノルウェー シングル・チャート | 7 |
スウェーデン シングル・チャート | 5 |
スイス シングル・チャート | 1 |
U.K. シングル・チャート[2] | 2 |
アメリカ Billboard Hot 100[1] | 10 |
アメリカ Billboard Hot Dance Club Play | 51 |
アメリカ Billboard Mainstream Rock Tracks | 3 |
プロダクション・クレジット
収録アルバム
- 以下のコンピレーションにも収録されている。
- チェンジスボウイ (1990年)
- ザ・シングルス・コレクション (1993年)
- デヴィッド・ボウイ・ベスト (2002年)
- 映画『ウェディング・シンガー』のサウンドトラックにも「チャイナ・ガール」が収録されている。
エピソード
関連項目
- en:Geeling Ng - チャイナガールのMTVに出てくる東洋人女性。
参考文献
- Pegg, Nicholas, The Complete David Bowie, Reynolds & Hearn Ltd, 2000, ISBN 1-903111-14-5
脚注
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