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ウォッカベースのカクテル ウィキペディアから
ソルティ・ドッグ (英語: salty dog) とは、ウォッカベースのカクテルの1種[2]。グレープフルーツのさっぱりした口当たりと、グラスの縁の食塩との組み合わせが絶妙であるとして人気が高い[3]。
ソルティ・ドッグ | |
---|---|
基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
色 | 淡黄色 |
グラス | オールド・ファッションド・グラス |
アルコール度数 | |
度数 |
13度[1] |
レシピの一例 | |
ベース | ウォッカ |
装飾材料 | 塩 |
装飾技法 | スノースタイル |
材料 |
ウォッカ …… 30ml - 45ml |
グレープフルーツ・ジュース …… 適量 |
「ソルティ・ドッグ」とは「甲板員」を意味するイギリスのスラングで、甲板員が甲板の上で汗だらけ塩だらけ、潮まみれになって働く様子から来ている[3][4][5]。そのスラングの連想から塩を使う本カクテルは名付けられた[4][5]。また、航海する船上で酒を飲んでいるときに、波しぶきがはねて海水が入ったことが始まりとする説もある[5]。
原型は19世紀末にイギリスで考案されたドライ・ジン、ライムジュース、塩をシェークして作る「ソルティ・ドッグ・コリンズ」[3]。
1940年代にイギリスでジン、グレープフルーツジュース、食塩をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注いで作るようになり[4][5][6]、1960年代にアメリカ人がウォッカを使って食塩をスノースタイルにし、ステアで作るように改変した[3][6]ことで、世界的な人気カクテルとなった[4]。
ノンスノー(グラスの縁に食塩をつけない)にするとカクテルの呼称が変わり、「テールレス・ドッグ」または「グレイハウンド」と言う[11]。日本においては「ブルドッグ」とも呼ばれるが[12]、「ブルドッグ」の名づけは鎌倉市のバー「MIKE'S BAR」オーナー榊原直哉だとされている[13]。
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