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セイクレッド・ライク(Sacred Reich)は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタル・バンド。
セイクレッド・ライク Sacred Reich | |
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フランス・クリソン公演(2016年6月) | |
基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 アリゾナ州フェニックス |
ジャンル |
スラッシュメタル スピードメタル グルーヴメタル ヘヴィメタル |
活動期間 |
1985年 - 2000年 2006年 - 現在 |
レーベル |
メタル・ブレイド・レコーズ ロードランナー・レコード ハリウッド・レコード ZYX Music |
公式サイト | Sacred Reich (sacredreichofficial) - Facebook |
メンバー |
フィル・ラインド (Vo/B) ワイリー・アーネット (G) デイヴ・マクレイン (Ds) ジョーイ・ラジヴィル (G) |
旧メンバー |
ジェイソン・レイニー (G) グレッグ・ホール (Ds) ほか 別記参照 |
同国のスラッシュ第二世代として台頭した、「フロットサム・アンド・ジェットサム」らと並ぶアリゾナ産スラッシュメタル・バンドの一つ。一度解散したが、2006年に活動を再開した。
(※日本ではそれぞれの解釈で「セイクリッド」「ライチ」「ライヒ」とも表記され混在している。本項では、欧米各媒体の発音を参考に「セイクレッド・ライク」表記に準拠する)
1985年、ジェイソン・レイニー(G)らを中心に、アリゾナ州フェニックスで結成。その後に変遷を経て、フィル・ラインド(Vo/B)、グレッグ・ホール(Ds)が合流しデモを制作。翌1986年にワイリー・アーネット(G)が加入し陣容が固まる。フィルは、同郷のスラッシュメタル・バンド「フロットサム・アンド・ジェットサム」と交流があり協力する事もあった。
1987年、新興レーベル「メタル・ブレイド・レコーズ」から1stアルバム『Ignorance』でデビュー[1]。ほぼ間を置かずに、EP作品(1988年/1989年)や2ndアルバム『The American Way』(1990年)と[2]、コンスタントにリリースを重ねる。
1990年代以降になると、グランジやグルーヴ・メタルのジャンルが台頭。当バンドもその流れに合わせたように、音楽性を変化させていった。
1991年、大手レーベル「ハリウッド・レコード」に移籍し、EP作品をリリース。ここでグレッグ・ホールは脱退してしまい、デイヴ・マクレイン(Ds)に交代する。
1993年、3rdアルバム『Independent』を発表[3]。しかしセールスは芳しくなく短期で契約解消され、「メタル・ブレイド・レコーズ」に出戻る。
1995年、デイヴ・マクレインが、当時高い評価を集めていたヘヴィメタル・バンド「マシーン・ヘッド」に参加のため脱退。翌年グレッグ・ホールが5年ぶりに復帰し、デビュー時ラインナップが復活した。
2006年、翌年夏からの欧州ツアー開催と再始動を公表。以降、ライブに特化した活動に専念する。
2012年、オフィシャルとしては15年ぶりのライブ・アルバム『Live at Wacken』をリリース。
2017年、デビュー30周年を記念した、欧州ツアーおよび21年ぶりの北米ツアー開催を公表[5]。
2018年、長年在籍したグレッグ・ホールが降板。後任に、デイヴ・マクレインが23年ぶりに復帰[6]。
2019年2月、創設メンバー ジェイソン・レイニーが脱退。新たにジョーイ・ラジヴィルを後任に迎えて、23年ぶりの5thアルバム『Awakening』をリリース[7]。
初期の頃は荒削りなクロスオーバー・スラッシュ的サウンドでプレイしていたが、その反面 ポリティカル問題をテーマにした歌詞を信条としていた。1980年代末期頃にはサウンドも洗練されていく。
1990年代に入るとグルーヴ・メタル等がムーブメントになる。バンドは2ndアルバム『The American Way』(1990年)において、既にミッドテンポのサウンドも垣間見せており、牽引していた「メタリカ」「パンテラ」らに追従していった。
※2019年1月時点
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