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スペース・マウンテン (Space Mountain) とは、ディズニーパークにある宇宙をテーマにしたローラーコースタータイプのアトラクションである。
コースターのレールは全て屋内に設置され、照明を落としてレールを見えなくしており、宇宙空間を飛行しているように感じさせるべく演出している。アップダウンよりは急カーブが激しい設計である。上海ディズニーランド(上海ディズニーリゾート)にもトゥモローランドがあるが唯一スペース・マウンテンが存在せず、トロン・ライトサイクル・パワーランというバイク型のローラーコースタータイプのアトラクションになっている(こちらは一部屋外に出る所がある)。
ストーリーや設定は、パーク毎に異なる(特にパリ版は他と大きく異なる)。また、改装によって設定やストーリーは変化している。詳しくは各施設の解説を参照。
従来のテーマを残しつつ、21世紀の宇宙旅行を再現した。変更点は、ロゴ・キャストのコスチューム・スペースポート(乗り場)のスペースシップ・乗り場の自動ドア・ライドの車載スピーカー等。また、リニューアルによりドーム外観の色が再び白に戻された。リニューアル後のBGMは、マイケル・ジアッチーノが作曲している。
マジック・キングダムのスペース・マウンテンは、世界のパークの中で最初にできたスペース・マウンテンである。コースが「アルファ」と「オメガ」の2コースあり、横2人ではなく縦1列に乗り込む座席となっている。
設計:ウォルト・ディズニー・イマジニアリング ドーム体積:51,000立方メートル コース全長:2,211.9メートル 最高時速:45.1キロメートル
マジック・キングダムのスペースマウンテンは、2009年末にリニューアルしている。ライドの変更、Qラインの装飾変更など。全体的に現在の東京版に類似していて、乗り場などの照明は青になっている。また、巻き上げ前に写真撮影が加わった。
TDLには「マウンテン」と名の付くアトラクションが他に「ビッグサンダー・マウンテン」、「スプラッシュ・マウンテン」があるが、開園当初から存在しているのはスペース・マウンテンだけである。東京ディズニーランドのスペース・マウンテンは、外観・構造などがアナハイムのものに準拠しているが、コース全長やドーム高さ、最高速度などが若干異なる。全世界のスペース・マウンテンにおいて、ライドフォトが存在しないのも東京版のみであった。
このアトラクションはかつて「ディズニー・ファストパス」対応のアトラクションであり、ファストパス発券機は『スタンバイ・エントランス』の右側に計5つ設置されていた。
2023年7月26日から「40周年記念プライオリティパス」を導入していた。
スペース・ポート(宇宙港)に到着した最新型の宇宙船「スペースコール」から発せられる、宇宙の果てから採取された未知のエネルギーを受け取り、宇宙飛行士(ゲスト)の乗った小型ロケットは宇宙飛行に出発する。エネルギーが激しく反応し、光り輝くトンネルを抜けると巨大なエネルギー・ボールが現れる。エネルギー・ボールに徐々に光が集まっていき、大爆発が起きると共にロケットは大気圏を脱出。宇宙空間を急上昇・急降下・急旋回しながら駆け抜ける。そして流星のシャワーを抜け、ロケットは残ったエネルギーを燻らせつつ地球へ帰還。スペース・ポートに到着すると残ったエネルギーは一度回収され、新たなエネルギーと宇宙飛行士を載せてロケットは次なる宇宙飛行へ向かう[3]。
身長102cm以上に満たない者の利用はできない。また以下に該当する者も利用できない。
東京ディズニーランドのスペース・マウンテンは、オープン当初はディズニーランドの初期のものと同じであり、レイアウトはほぼ同一であった。
2007年4月28日、オープン以来初の全面リニューアルが行われ、ロゴ、外観のライトアップ、内装の装飾、演出、スペースシップ、コカコーラのロゴが登場するプロモーションVTR、安全のための案内VTR、キャストのコスチューム等が2007年現在のSFを踏襲したオリジナルのものに変更された。リニューアル以前はマーキュリー計画の際のゴードン・クーパーの実体験を基に作られたという内容だった[2]が、リニューアル後はその設定が変更され、その表記は一切なくなった。
2022年4月27日に新たなリニューアル計画が発表。アトラクションとその周辺エリアを伴うリニューアルで、総工費は約560億円の見込み。リニューアル工事に向けて2024年7月31日をもってクローズ、再オープンは2027年の予定[5][6]。これに伴い、2024年4月9日から最終日の7月31日にかけて、イベント「セレブレーティング・スペース・マウンテン:ザ・ファイナルイグニッション!」が開催されていた[7]。
スペース・マウンテン:ミッションII (Space Mountain : Mission II)は、宇宙空間をハイスピードで駆け抜けるジェットコースタータイプのアトラクション。
ディズニーランド・パリのディスカバリーランドが採用するテーマがレトロフューチャーであるため、外観が他のパークと大きく異なる。内容も、スタートはゆっくりレールを登るのではなく、発射台から勢いよく加速して一気に頂上に達し、そのまま急降下を開始する。車両にはスピーカーが搭載されており、重厚な音楽に合わせて宇宙空間が変化する。コースには360度回転やコークスクリュー回転する箇所もあり、スピードも速い。現在は「ハイパースペース・マウンテン」として運営されている。
カリフォルニア版やパリ版と同じように車載スピーカーを搭載しており、BGMはカリフォルニア版とほぼ同様である。終盤にライドフォトの撮影がある。 2016年6月11日から、「ハイパースペース・マウンテン」として運営されている。
ドーム総面積:5,100平方メートル ドーム高さ:38メートル ドーム直径:61メートル コース全長:1052メートル
身長102cm以上、3歳以上の条件を満たさない人の利用はできない。また次の状態の人も利用できない。
現在アナハイムと香港で、ハロウィーンのイベント期間中に実施している。いわゆるスペース・マウンテンのホラーバージョンで、車両のスピーカーから不気味な音楽が流れる中暗闇の中を走行し、カーブを通過する度におぞましい怪物や亡霊たちに遭遇するようになっている。これは香港ディズニーランドで最初に実施され、人気だったことからアナハイムでも実施されるようになった。
スター・ウォーズをテーマとしたスペース・マウンテン。2015年11月14日にディズニーランドで開催されたのを皮切りに、2016年6月11日には香港ディズニーランド、2017年5月7日にはディズニーランド・パークでも開催されている。当初は期間限定だったが、好評により2022年4月現在も実施している。
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