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ストックホルム・スタディオン
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ストックホルム・スタディオン(Stockholms stadion)またはストックホルム・オリンピアスタディオン(Stockholms Olympiastadion)は、スウェーデンのストックホルムにある陸上競技場。1912年ストックホルムオリンピックの開催のために建設された。設計者はトールベン・グルート。以来、多くのスポーツ大会、特にサッカーとスウェーデン陸上競技選手権大会を開催。また、ローリング・ストーンズ、ロビー・ウィリアムズ、アイアン・メイデンらの多くのアーティストがコンサートを行った。ストックホルム地下鉄スタディオン駅が最寄駅。ストックホルムマラソンの発着点としても使われている。
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歴史
ストックホルム・スタディオンは1910年から1912年にかけて建設され、1912年のストックホルムオリンピックのメイン会場として使用された。設計はトゥールベン・グルートが手掛けた(Torben Grut 1871-1945)。当時国内では鬼才として知られ、国王の別邸、エーランド(Öland)のボリホルム(Borgholm)にあるソリーデン(Solliden)のデザインを手がけた人物である。建築様式はナショナル・ロマンティシズム様式で、建設費用は約125万クローナであった。
当初は木造建築にすることが検討されていたが、トゥールベン・グルートは半永久的な建築物にするよう主張しそれが認められた。スタディオンの建設地については、ストックホルム運動公園(Idrottsparken)が選ばれた。トゥールベン・グルートは、スタディオン、エステルマルム運動場(Östermalms idrottsplats)、GIH(スウェーデンスポーツ健康科学大学)の施設それぞれを体育複合施設として考えていた。[1]
- サッカーのピッチは 105×68メートル
- トラックは1周400メートルで、第8コースまで
ストックホルム・スタディオンは、1958年ヨーロッパ陸上競技選手権大会の会場とされた。1967年にスタディオンを使用会場とする陸上競技会・DNガランが創設され、以来年に1度開催されている[2]。DNガランは1998年以降IAAFゴールデンリーグの、2010年からはダイヤモンドリーグの1戦として行われている。
2008年から2009年にかけて、ホームスタジアムとして使用するユールゴーデンIFの用途に合わせて、トラックを取り除き、ピッチとスタンドを改修する計画が持ち上がった。これについてユールゴーデンとストックホルムに対する諮問が行われたが、サッカースタジアムへの再建案については可能性を見出せなかった。これにより、ストックホルムは現在の状態を維持して行くことで結論を出した。
2019年に放送されたNHKの大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、ストックホルム大会の会場であった当スタジアムで3週間撮影が行われた[3][4]。
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サッカー
次のクラブチームがサッカーのホームスタジアムとして使用している。
- AIK (1912–1936)
- ユールゴーデンIF (1936–)
- FC カフェーオペラ (?-2003)
- IF ブルンマポイカナ (2005, 2007, グリムスタIPの改築に伴う)
- サッカースウェーデン代表
写真
- 正面入口
- 南入口
- 塔
- 詳細
参考文献
外部リンク
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