スズキ・GSX-R600
ウィキペディアから
ウィキペディアから
GSX-R600(ジーエスエックスアールろっぴゃく)は、スズキが製造しているスーパースポーツタイプのオートバイである。
スズキ・GSX-R600 2008年仕様 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SUZUKI GSX-R600 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
排気量クラス | 大型自動二輪車 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メーカー | スズキ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンジン | 599 cm3 4ストローク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内径×行程 / 圧縮比 | 67.0 mm × 42.5 mm / 12.8:1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高出力 | 89.0kW(121PS)/12,400rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
乾燥重量 | 165 kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車両重量 | 196 kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
GSX-R600は当初、1992年に登場したGSX-R750を海外輸出向けに排気量を小さくした派生モデルであったが、その後欧州での600ccクラスのレース活性化や、GSX-R750の国内正規販売が終了したことなどにより、次第にメイン車種としての開発が行われ、2006年型からはGSX-R600のエンジンをボア・ストロークアップすることによってGSX-R750が構成されるなど逆転し、その後600・750共にほぼ隔年でモデルチェンジを繰り返し、現在も日本国外向けに生産されている。
なおGSX-R600は、レース専用の「レースベース車」が台数限定でスズキ二輪から発売されている[1]。
最初のモデルはGSX-R750をベースに排気量を小さくした派生モデル。1993年モデルまでで一旦製造終了。
1996年型GSX-R750をベースとして新たに開発された車両[2]。 SRAD(Suzuki Ram Air Direct)の導入により600ccながら最高出力は106psに達している。フロントフォークは正立式を採用。
以下のカラーバリエーションで発売された[2]。
以下のカラーバリエーションに改められた[3]。
以下のカラーバリエーションに改められた[3]。
以下のカラーバリエーションに改められた[3]。
2001年にモデルチェンジ。フューエルインジェクションを採用し最高出力は118psまで向上した[4]。
以下のカラーバリエーションで発売された[4]。
以下のカラーバリエーションに改められた[4]。
以下のカラーバリエーションに改められた[4]。
2004年にデザイン及びメカニズムを一新。チタン製バルブ・倒立フォーク・ラジアルマウントブレーキキャリパー・ラジアルマスターシリンダー・ラムエア吸気・高性能32ビットECU採用等。これらの変更により最高出力は120psまで向上した。また、専用設計となった軽量コンパクトなフレームにより乾燥重量161kgとなった。
以下のカラーバリエーションで発売された[5]。
以下のカラーバリエーションに改められた[5]。
2006年にフルモデルチェンジを行ない、エンジン車体とも一新となった。新型エンジンのボア×ストロークはこれまで通りであるが、シリンダーピッチが短縮されよりコンパクトになった。また、新たにバックトルクリミッターが導入された。最高出力は121ps。
この2006年型からGSX-R600が開発のベース車輛となり、GSX-R750は排気量をアップし、バランサーシャフトを設けたバリエーションモデルという位置づけになった。
2008年にモデルチェンジ。騒音対策にマフラーが大型化された。 GSX-R1000で開発された新機能、S-DMS(SUZUKI Drive Mode Selector)が採用され、ユーザーの好み・道路状況に対して最適な出力特性を3段階に選ぶことができるようになった。
2011年にモデルチェンジ。ショーワ社製倒立テレスコピック式ビッグピストンフロントフォーク(BPF)、ラジアルマウントのブレンボ社製軽量モノブロック対向4ピストンキャリパーを新たに採用。フレームやスイングアームからピストンまで多岐にわたる軽量化により合計9kgの軽量化を実現。最高出力は125ps。
モデル | 1997年 | 2004年 | 2006年 | 2008年~2010年 | 2011年~2018年 |
---|---|---|---|---|---|
エンジン | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ | ||||
気筒配列数 | 並列4気筒 | ||||
総排気量 | 599cm3 | 599.4cm3 | 599.4cm3 | 599.4cm3 | 599.4cm3 |
最高出力 | 78kW(106ps)/11,800rpm | 88.3kW(120ps)/13,000rpm | 89kW(121ps)/12,000rpm | 89kW(121ps)/12,400rpm | 92.5kW(125ps)/13,500rpm |
最大トルク | 66.7Nm(6.8kgfm)/10,000rpm | 69.6Nm(7.1kgfm)/10,800rpm | 67.7Nm(6.9kgfm)/11,500rpm | 67.7Nm(6.9kgfm)/11,200rpm | 69.5Nm(7.09kgfm)/13,500rpm |
全長 | 2,065mm | 2,055mm | 2,040mm | 2,030mm | |
全幅 | 720mm | 710mm | 715mm | 710mm | |
全高 | 1,165mm | 1,150mm | 1,125mm | 1,135mm | |
シート高 | 830mm | 825mm | 810mm | ||
重量 | 174kg(乾燥重量) | 161kg(乾燥重量) | 165kg(乾燥重量) | 187kg(装備重量) | |
燃料タンク容量 | 18.0L | 17.0L | 16.5L | 17.0L | |
タイヤサイズ | 前:120/70-ZR17 後:180/55-ZR17 | ||||
始動方式 | セル式 | ||||
出典 | [6] | [7] | [8] | ||
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.