ジョン・グッドイナフ

アメリカ合衆国の固体物理学者 ウィキペディアから

ジョン・グッドイナフ

ジョン・B・グッドイナフ: John Bannister Goodenough, 1922年7月25日 - 2023年6月25日[1])は、アメリカ合衆国固体物理学者テキサス大学オースティン校教授(機械工学材料科学)。リチウムイオン二次電池開発の第一人者として知られるほか、金森順次郎と共にグッドイナフ-金森則(Goodenough-Kanamori rules)を発見した。

概要 ノーベル賞受賞者 ...
ノーベル賞受賞者
受賞年:2019年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:リチウムイオン二次電池の開発
閉じる

人物

父親のアーウィン・グッドイナフ英語版イェール大学宗教学者ヴァイマル共和政時代のドイツ国イェーナで生まれ、アメリカ合衆国コネチカット州ニューヘイブン近郊で育つ。イェール大学で数学を専攻し、1944年に卒業。第二次世界大戦後に軍隊に召集され、除隊後、シカゴ大学大学院に進学。1952年に物理学の博士号を取得した。

2019年、リチウムイオン二次電池開発の功績により、スタンリー・ウィッティンガム吉野彰と共にノーベル化学賞を受賞[2]。97歳での受賞はノーベル賞史上最高齢であった[3]。最晩年はテキサス州オースティンにある介護付き生活施設にて過ごし、2023年6月25日に満100歳で死去した[4]。文化人類学者のワード・ハント・グッドイナフ英語版は兄。

経歴

役職

受賞歴

論文

脚注

参考文献

外部リンク

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.