シフォン

この項目では、織物のシフォンについて説明しています。 声優ユニット（氷上恭子、小島幸子、増田ゆき）については「Chiffons」をご覧ください。 ケーキについては「シフォンケーキ」をご覧ください。 スバルの軽自動車については「スバル・シフォン」をご覧ください。

シフォン（フランス語: chiffon）は、織物の一種。フランス語の原義はぼろ布・雑巾であるが、服飾用語としては、薄く柔らかい織物、またはそれを使った衣類の装飾のことである。絹モスリンとも称される^[1][2]。

シフォンとレースのモーニングガウンをまとったリリアン・ギッシュ（1922年）

本来は、片糸撚りの生糸を荒い平織りにした絹織物である。広義のシフォンには、レーヨンやナイロンなどの化学繊維を使ったもの、メリヤスに編んだものなど、さまざまなものがある。

柔らかいものは婦人用のベール、肩掛け、夏用の衣類や帽子の装飾などに使われる。ややしっかりしたものは、ドレス、ブラウス、スカーフなどにも使われる。