ビッグステップ
大阪市のショッピングモール ウィキペディアから
心斎橋BIGSTEP(ビッグステップ)は大阪府大阪市中央区西心斎橋のアメリカ村(アメ村)にあるファッションビルである。
心斎橋BIGSTEP(ビッグステップ) | |
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情報 | |
用途 | 衣料品店、ライブハウス、映画館、レストラン、スポーツクラブ、ギャラリーなど |
設計者 |
環境開発研究所 赤松菅野建築設計事務所 |
施工 | 竹中工務店、東急建設 |
建築主 | 大和銀行、安田信託銀行、三菱信託銀行 |
事業主体 | 株式会社三栄建設 |
管理運営 | 大阪屋通商株式会社 |
構造形式 | 膜構造 |
敷地面積 | 4,278 m² |
建築面積 | 3,335 m² |
延床面積 | 28,621 m² |
階数 | 地上7階・地下4階 |
着工 | 1990年(平成2年)2月 |
竣工 | 1993年(平成5年) |
開館開所 | 1993年(平成5年)3月4日[1] |
所在地 |
〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目6番14号 |
座標 | 北緯34度40分19.8秒 東経135度29分55.9秒 |
備考 | 地下鉄御堂筋線心斎橋駅及び地下鉄四つ橋線四ツ橋駅から徒歩2分 |
概要
大阪市立南中学校跡地に大阪市の「西心斎橋土地信託事業」として開発され、1993年(平成5年)に開業した複合商業施設。
ビルの中心部は、地下2階から天井の7階まで吹抜けがあるなど、その個性的なデザインの建築物は、アメリカ村のランドマーク的存在である。
館内には、アパレルと飲食店舗、ライブハウスのBIGCAT、ミニシアター「シネマート心斎橋」、スポーツクラブ、1300面以上のガチャコーナーなどがテナントとして入っている。グラフィックアーティスト黒田征太郎氏のギャラリー&アトリエやピンボールアーケード、スケートパークなど、他の商業施設とは違った、独自のカルチャーを持つコンテンツで構成されている。
独特のデザインが施されたトイレや、共用部分に点在するアーケードゲーム機やアーティストの作品、季節毎に変わる館の装飾デザインは、若者の撮影によく利用されており、映えスポットとしてSNSで頻繁に取り上げられている。
吹き抜け中央部にある2階から3階、3階から4階のカーブがかかったスパイラル・エスカレーターは、国内でも30基しかなく、そのうちの2基がビッグステップにあることから、エスカレーター・マニアの間でも人気を呼んでいる。
1994年(平成6年)に大阪都市景観建築賞(大阪まちなみ賞)第14回奨励賞を受賞[2]。
2007年に大阪市からパシフィックマネジメントに約167億円で売却され、大阪市は売却益70億円を計上した[3]。2008年(平成20年)には阪神電気鉄道100%子会社の大阪ダイヤモンド地下街株式会社(ディアモール大阪を運営)に運営管理業務を委託された[4]。
シネマート心斎橋
シネマート心斎橋(Cinem@rt Shinsaibashi)
- 1993年、ヘラルド・エンタープライズ(後の角川シネプレックス→シネプレックス)の経営・運営により「パラダイスシネマ」としてオープン。
- 2002年6月、松竹に経営譲渡され、「パラダイススクエア」に改称。
- 2006年3月31日「パラダイススクエア」閉館。同年4月15日、エスピーオーに経営が譲られ、館名を「シネマート心斎橋」と改称しリニューアルオープン。
- 2024年10月24日「シネマート心斎橋」閉館予定[6]。
特徴
パラダイスシネマ時代は主にアート系の作品を、パラダイススクエア時代は丸の内ピカデリー2系の作品をメインに、中規模系作品も多く上映していたが、シネマートになって以降は主にアジア系の映画作品を数多く上映している。
- スクリーン1:104席
- スクリーン2:103席
脚注
関連項目
外部リンク
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