キッズプラザ大阪
大阪市北区にある関西テレビ放送の本社ビル ウィキペディアから
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キッズプラザ大阪(キッズプラザおおさか)は、大阪府大阪市北区扇町二丁目に所在する、関西テレビ放送が本社を置く「カンテレ扇町スクエア」の低層部に入るチルドレンズ・ミュージアム、児童館、科学館。本項では入居するカンテレ扇町スクエアについても記載する。
キッズプラザ大阪 | |
---|---|
施設情報 | |
正式名称 | 一般財団法人大阪教育文化振興財団 キッズプラザ大阪 |
専門分野 | 児童のための科学館 |
事業主体 | 一般財団法人大阪市教育振興公社 |
管理運営 | 同上 |
開館 | 1997年7月10日 |
所在地 |
〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町二丁目1番7号 |
位置 | 北緯34度42分16.91秒 東経135度30分36.96秒 |
プロジェクト:GLAM |
カンテレ扇町スクエア | |
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情報 | |
旧名称 | 扇町キッズパーク |
用途 | こども博物館、放送局、オフィス、商業施設 |
旧用途 | 集会所、展示場、飲食、物販、事務所、テレビスタジオ[1] |
設計者 | 安井建築設計事務所[1] |
構造設計者 | 安井建築設計事務所[1] |
施工 |
竹中工務店、大林組、住友建設、鴻池組建設共同企業体 (関西テレビ放送分 竹中工務店)[1] |
建築主 | 大阪市北区扇町開発土地信託共同受託者(住友信託銀行、大和銀行)[1] |
構造形式 | RC造、SRC造、S造[1] |
敷地面積 | 7,400.92 m² [1] |
建築面積 | 5,569.13 m² [1] |
延床面積 | 51,751.65 m² [1] |
階数 | 地下2階、地上13階、塔屋1階[1] |
高さ | 95m[1] |
エレベーター数 | 15基[1] |
駐車台数 | 176台[1] |
着工 | 1994年12月[1] |
竣工 | 1997年3月[1] |
所在地 |
〒530-0025 大阪府大阪市北区扇町二丁目1番7号 |
座標 | 北緯34度42分16.91秒 東経135度30分36.96秒 |
1993年(平成5年)4月、大阪市が扇町公園近くの大阪市立工業研究所跡地に[2]、計画した児童文化情報センターのコンペで、児童がテレビ番組を自主制作できるスタジオを備えるという住友信託銀行の案が優秀作に選ばれた[3]。コンペは市有地の土地信託事業としてアイデアを募ったもので、同行を中心に「大阪市北区扇町開発土地信託事業」として[3]、翌年12月に着工、1997年(平成9年)3月に竣工した。
扇町キッズパークは、こども施設の「キッズプラザ大阪」、飲食施設などの「キッズモール」、およびメディア施設の「関西テレビ」からなる複数の機能を内包する一体的複合施設としてオープン[1]。約7割は関西テレビが使用し[4]、1997年10月1日、同社は本社機能を北区西天満6丁目の旧本社[5]から移した。
2008年(平成20年)8月5日、土地信託事業からの撤退を進めていた大阪市は、住友信託銀行を通じ交渉を重ねた結果、テナントの関西テレビが扇町キッズパークを216億円で購入すると正式に発表した[6][7][8][9]。
2013年(平成25年)11月1日、関西テレビは開局55周年記念事業の一環として、本社ビル1階の吹き抜け空間を番組収録ができるように改装オープンし、併せて、ビルの名称を「関テレ扇町スクエア」に改めた[10][11]。2015年3月30日、CI導入により表記を「カンテレ扇町スクエア」とした。
扇町地区の核となり、大阪の新しいランドマークとなるシンボル性の高いデザイン、さらにこども施設と放送メディア施設が複合した情報発信基地としてふさわしいデザインを目指して外観デザインが決定されている[1]。2つの施設の複合をPC板とガラスの2層構造で明確に表現し、子供施設を表す低層部のPC版は、明るいグレーの濃淡のタイルにより格子状の壁面とし、巨大壁面をヒューマンなスケールに近づく工夫がされている[1]。またメディア施設を表す高層部のガラスは、ブルーの高性能熱線反射ガラスとし、自然や時の流れ映し出し大空と融合させて軽快感を与える配慮がされている[1]。
1997年7月10日開館。子どもたちが大好きな遊び体験を通して身近なことに新鮮な発見や驚きを感じる、子どものための博物館である。カンテレ扇町スクエアの建物内、1・3・4・5階に入居している。4階・5階の「こどもの街」エリアはオーストリアの芸術家フリーデンスライヒ・フンダートヴァッサーがデザインした[12]。
扇町公園に隣接し、ミラーガラス張りの遊びのあるユニークなデザインは、扇町の一つの顔となっている。屋外にはクライミング用の遊具などが設置されていたが、後に立ち入り禁止となり、2011年(平成23年)3月までに撤去された。遊具跡地は野外カフェとして再整備されている。
この他、地下1階には飲食店のフロアが存在していたが、現在は閉鎖され、跡地は関西テレビの楽屋に改装されている。