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シカゴ交通局(Chicago Transit Authority, 以下CTAと略す)は、主にシカゴ・ダウンタウン地域において、全米第2位の規模の公共交通システムを運営している(最大はニューヨークのMTA)。24時間運行であり、平日の平均利用人数は約160万人にのぼる。
バス事業と鉄道事業(地下鉄及び高架鉄道)の概要は以下の通り。(2009年7月現在)
シカゴの2つの主要国際空港には"シカゴ・L"が乗り入れており、ダウンタウンと直結している。ダウンタウンから、シカゴ・オヘア国際空港へはBlue Lineで約1時間、シカゴ・ミッドウェー国際空港へはOrange Lineで約40分。
Pace社が、イリノイ州の6つの郡(Cook, Lake, Will, Kane, McHenry及びDu Page)内の11地区において、240路線のPaceバスを運行している。
2009年現在、1.75ドルの均一料金(一部例外あり)。11回回数券(17.50ドル)や各種パス(30日券・60ドルなど)も用意されている。
CTA・メトラの駅と連絡していることが多い。CTAのトランジットカード及びシカゴカードはPaceバスでも使用可能。ただしPaceのPaceカードはCTAでは使用できない。また、CATの乗り放題パスのうち、7日CTA/Pace乗車券(28ドル)及び30日乗車券(86ドル)はPaceバスでも使用可能。
CTAバスほどは頻繁に運行しておらず、1日に数本から10数本、20分~1時間に一本程度の運行の路線が主である。
上記のCTA、メトラ及びPaceバスは、イリノイ州の特定目的公団であるシカゴ地域交通局(Regional Transportation Authority、以下RTAと略す)により財務管理及び運営監視されている。
RTAのウェブサイトでは、これらの交通機関の乗換検索情報「トリップ・プランナー(Trip Planner)」[2]を提供している。出発地・目的地の他、オプションで発着日時等の検索条件を入力すると、乗換路線・発着時刻・運賃が表示される。[3]
他州への都市間バスがシカゴ・ダウンタウンから発着している。
初乗り料金2.25ドル、1/9マイル(約179m)まで。その後1/9マイル毎に20セント加算。また、36秒の経過時間毎に20セント加算。他に、以下の追加チャージが課される。
料金の目安として、ダウンタウン中心のState StreetとMadison Streetの交差点(シカゴ市の住所表示の起点)からタクシーを使用した場合の通常的なメーター料金を掲げる。
個人タクシーを除いてクレジットカードの受入れが義務付けられているが、実際にはクレジットカード使用は断られることが多い。なお、会社系のタクシーか個人タクシーかの見分け方は、タクシーのロゴの他、車内の前後に透明な仕切り板があるかどうか(個人タクシー以外は設置義務あり)で判別できる。
ダウンタウンでは流しのタクシーも多く、比較的拾いやすい。主要なタクシー会社は、Yellow Cab、Flash Cabなど。
2008年末まで、シカゴ市による無料トロリー(レトロ調の車体を使用した観光用バス)がダウンタウンを中心に5路線運行されていたが、2009年以降は中止されている[4]。
現在は、そのうちの1路線だったネイビー・ピア・ラインが、ネイビー・ピアにより毎日無料運行されている。この路線は"シカゴ・L" Red LineのGrand駅とネイビー・ピアとの間を東西に循環している[5]。
なお、無料トロリーに使用されていた車両は、現在は「The Chicago Trolley & Double Decker Co.」社による有料ホップオン・ホップオフ・バスツアー[6]に使用されている。
ダウンタウン・ループの北部・西部を囲うようにして流れるシカゴ川を利用した、船による水上輸送も、主に観光目的で行われている。また通勤用サービスの提供もある。
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