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日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『ゴジラ 怪獣大決戦』(ゴジラ かいじゅうだいけっせん)は、1994年12月9日に日本の東宝から発売されたスーパーファミコン用2D対戦型格闘ゲーム[2]。
特撮映画『ゴジラシリーズ』を題材とした作品。同シリーズの怪獣が10体登場し、怪獣の声は映画と同様のものとなっている。同社のPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフト『ゴジラ 爆闘烈伝』(1994年)の移植版であり[2]、基本的なゲームシステムを踏襲しているほかBGMも流用している。
開発はアルファシステムが担当し、プロデューサーは『超ゴジラ』(1993年)を手掛けた角田純一および竹野雅人、ディレクターは『ゴジラ 爆闘烈伝』を手掛けた森永由美子、企画はPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフト『キアイダン00』(1992年)を手掛けたひげぴん、音楽は『ゴジラ 爆闘烈伝』を手掛けた森永および安田拓也、吉川雄二が担当している。
ゴジラシリーズに登場する怪獣が登場する対戦型格闘ゲーム。1人で遊ぶ場合はNORMAL GAMEとなり、選んだ怪獣以外の7体を倒した後、難易度がイージーの場合はメカゴジラ(平成版)、ノーマルで一定条件を達成した場合はスーパーメカゴジラ、エキスパートで一定条件を達成した場合はスーパーメカゴジラ、轟天号と対峙する。2人ではVS GAME(1対1の対戦)となる(セレクト+Aボタンを押しながら決定すると、CPUが操作する)。対戦前には、自キャラ名と対戦キャラ名が黒バックに大きく赤文字で『○○VS.○○』と映画のタイトルコールのように映し出されるという演出が入る。
キャラクター選択画面では、キャラクターがスクリーンに登場した順に左から並んでいる。モスラステージで残り時間30秒で勝利すると、サンリオピューロランドのアトラクション『怪獣プラネットゴジラ』に登場するオリジナルメカ「アース号」が背景に出現するほか、スーパーメカゴジラで2本先取すると勝利ポーズに『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)に登場したプテラノドン型ロボットまで登場するなど、マニアックな演出が多い。
通常の弱・強攻撃(パンチや尻尾攻撃)、組み技(投げ技)、固有の必殺技・超必殺技と、咆哮攻撃がある。組み技は相手を掴まえた後、追加入力で技を出す。組んでいる間に投げ抜けされたり、追加入力できないでいたりすると、大きな隙が生まれる。
パラメータは一般的な体力ゲージのほか、体力ゲージの下に表示されるショックゲージと、画面下隅にキャラのアイコンで示される怒号ゲージが表示される。
ショックゲージは攻撃を受けたり、相手の咆哮攻撃を受けたりすると徐々に増え、時間経過にしたがって下がる(咆哮攻撃では体力へのダメージはない)。一杯になると一時的に気絶状態となり、ガード不可となる。気絶状態はボタン連打により、早く復帰できる。
怒号ゲージは攻撃を受けることによって少しずつ溜まり、一杯になった時に怒号モードとなる。怒号モード中は体が赤く明滅し、攻撃力がアップするほか、超必殺技が使える一方で気絶しやすくなる。気絶したり超必殺技を使ったりすると、怒号ゲージは0になる。
勝利した時の残り体力の割合と残り時間によるものと、ステージごとに決まった点数が加算される。
()は登場作品 - 本作のNORMAL MODEで対戦する怪獣の順。なお、ゴジラには特定のステージは用意されておらず、同キャラ対決の場合はランダム、CPUのゴジラ戦の際はプレイヤーキャラクターの対戦ステージに専用BGMと共に登場。
以下は隠しコマンドを入力して使用可能となる隠しキャラで、対戦時のみ使用可能。
評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・4・5・5の合計21点(満40点)[5][3]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、20.1点(満30点)となっている[4]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.7 | 3.3 | 3.0 | 3.4 | 3.3 | 3.4 | 20.1 |
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