コートニー・バーネット
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コートニー・バーネット(英: Courtney Barnett、1987年11月3日 - )は、オーストラリアの女性シンガーソングライター[4][5]。メルボルン出身[4][5]。
略歴
オーストラリアのタスマニア州に生まれる[6]。学生時代に学校の友人とロックバンドを組み、タスマニア大学ではアートと写真を学びながら友人と2人でカヴァーバンドを組む[7]。その後ソロでの活動や他のバンドのセカンド・ギタリストとして参加[7]。後にメルボルンに移住し、ライブハウスでアルバイトをしながらバンド「Rapid Transit」にギタリストとして在籍[7]。Rapid Transitを脱退後、ザ・ダンディ・ウォーホルズのドラマーでもあるブレント・デボアが中心となっているバンド「Immigrant Union(イミグラント・ユニオン)」に参加[7]。
2012年にレーベルMilK! Recordsを設立し、デビューEP『I’ve got a friend called Emily Ferris』を発売し、続いてセカンドEP『How To Carve A Carrot Into A Rose』を発売[6]。楽曲「Avant Gardener」はピッチフォーク・メディアでベスト・ニュー・トラック[6]、ローリング・ストーンで「2013年ベスト・ソング100曲」に選出される[6]。2014年には2枚のEPを1枚にまとめた『The Double EP: A Sea of Split Peas』を発売し[6]、同年のコーチェラ・フェスティバルに出演[8][3]。また、NMEで「2014年最重要新人アーティスト14組」に選ばれる[6]。
2015年3月18日、デビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』を発売[6]。同アルバムのアートワークも自身で手掛けた[6]。また、ローリング・ストーン誌の選ぶ2015年前半のベストアルバム45枚に選出される[9]。3月19日にはサウス・バイ・サウスウエストに出演[10]。
特色
左利きのエレキギターを演奏しながら抒情的な詩を歌うスタイルはしばしばカート・コバーンと比較され[6]、リリシスト、ギター・ヒロインと紹介される事が多い[4][11][8][12]。アコースティック・ギターをピックで弾くサウンドを嫌がった経緯からエレキギターでもピックを使わずに指でピッキングしている[13]。影響を受けたアーティストはボブ・ディラン、ジョナサン・リッチマン、デヴィッド・ボウイ、PJ ハーヴェイ、パティ・スミスなど[7]。
楽曲「Pedestrian at Best」はピッチフォーク・メディアにて「ニルヴァーナの『サーヴ・ザ・サーヴァンツ』とキンクスの『ユー・リアリー・ガット・ミー』の中間のようなサウンド」、「アーティスト初期におけるロック・ソングの傑作」と評され[6]、ペイヴメントや1960年代のボブ・ディラン、バーズを引き合いにされる[6]。
ディスコグラフィ
アルバム
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AUS [14] |
BEL [15] |
GER [16] |
IRE [17] |
NLD [18] |
NZ [19] |
SWI [20] |
UK [21] |
US [22] | ||||
2015 | Sometimes I Sit and Think, and Sometimes I Just Sit |
|
4 | 55 | 73 | 28 | 26 | 19 | 66 | 16 | 20 |
|
2018 | Tell Me How You Really Feel |
|
2 | 20 | 24 | 36 | 29 | 10 | 19 | 9 | 22 | |
2021 | Things Take Time, Take Time |
|
5 | 50 | 38 | - | - | 18 | 50 | 31 | 200 |
EP
- I've Got a Friend Called Emily Ferris(2012年)
- How to Carve a Carrot into a Rose(2013年)
- The Double EP: A Sea of Split Peas(2014年)
シングル
- History Eraser(2013年)
- Pedestrian at Best(2015年)
出典
外部リンク
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