コカ・コーラレッドスパークス
日本の協会ラグビーチーム ウィキペディアから
コカ・コーラレッドスパークス(英: Coca-Cola Red Sparks)は、トップチャレンジリーグに加盟していたラグビーユニオンチームである。母体はコカ・コーラボトラーズジャパン。2021年末をもって事実上廃部となった[1]。
原語表記 | コカ・コーラレッドスパークス | ||
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クラブカラー | 赤 | ||
愛称 | レッドスパークス | ||
創設年 | 1966年 | ||
代表 | 末吉紀雄 | ||
監督 | アール・バー(ヘッドコーチ) | ||
所属リーグ | トップチャレンジリーグ | ||
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公式サイト | |||
http://www.ccwest.co.jp/club/rugby/ |
コカ・コーラに所属していた選手が母体となり、新チーム「ルリーロ福岡」(トップキュウシュウA)が福岡県うきは市を本拠地に2022年4月に結成された[2]。
2022年リーグワン初年度の活動のみで休部が検討されていた宗像サニックスブルース(リーグワン3部)へ、コカ・コーラの選手を受け入れることも検討された[3]。同チームの休部後、選手の一部は「ルリーロ福岡」へ合流した[2][4]。
ホームグラウンド
ホームグラウンドだった「さわやかスポーツ広場」(福岡市東区香椎浜ふ頭)は、チーム解散後、2022年12月に日本ラグビーフットボール協会運営による施設として継承された[5]。
2023年3月18日には九州ラグビーフットボール協会の事務所が入居。同年5月には「JAPAN BASE」という名称で本格的に施設を開業した[6]。
ラグビー日本代表(男子・女子・ジュニア、15人制・7人制)の強化拠点事業と、地元のラグビースクールや学生・社会人チームの練習場としての利用や各種大会・試合の開催などに加え、普及振興イベントやホスピタリティサービス事業も展開する[7]。
歴史
- 1966年 - 日米コカ・コーララグビー部として創部。
- 1970年 - 会社認定のラグビー部として活動開始。
- 1973年 - 日米コカ・コーラボトリングの社名が「北九州コカ・コーラボトリング」に変更されたのに伴い、北九州コカ・コーララグビー部に改める。
- 1974年 - 西日本リーグ参戦。
- 1999年 - 社名が「コカ・コーラウエストジャパン」に変更されたのに伴い、コカ・コーラウエストジャパンラグビー部に改める。
- 2000年 - 全国社会人大会に初出場。
- 2003年 - トップキュウシュウに参入。日本選手権大会に出場。
- 2004年 - 元日本代表監督の向井昭吾が監督に就任。
- 2005年 - トップリーグ昇格を決める。九州からは福岡サニックスブルースに次いで2チーム目。
- 2006年 - 持株会社移行によりラグビー部はコカ・コーラウエストホールディングスに移管。チーム愛称をコカ・コーラウエストレッドスパークスとする。
- 2007年 - 選手の不祥事により一時活動停止。
- 2008年 - レッドスパークス応援歌完成(歌唱は「RiZ」「funnyfunkyfive」のメンバー)。
- 2012年 - トップリーグで最下位(14位)に終わり、トップキュウシュウに自動降格。
- 2013年 - トップチャレンジ1で1位となり、1年でトップリーグ復帰。日本選手権にも出場し、2回戦で神戸製鋼に敗れた。
- 2014年 - チーム名称を現在のコカ・コーラレッドスパークスに変更。
- 2018年 - 母体会社が吸収合併によりコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社となる。トップリーグ入替戦でNTTドコモに敗れ、トップチャレンジリーグに降格。
- 2021年 - 4月30日、ラグビー部の活動を同年末をもって終了することを決定、ジャパンラグビートップリーグからの退会、および2022年1月に開幕を予定する新リーグへの参入申請取り下げが受理されたことを発表[1]。
タイトル
最上位リーグ
なし
下位リーグ
- トップキュウシュウA 優勝:2回(2003, 2012)
成績
全国社会人大会戦績
リーグ戦戦績
トップリーグ創設以降
- 2003-2004シーズン トップキュウシュウA 優勝、順位決定戦:2位、トップチャレンジ2:3位
- 2004-2005シーズン トップキュウシュウA 2位、順位決定戦:2位、トップチャレンジ2:2位
- 2005-2006シーズン トップキュウシュウA 2位、順位決定戦:1位、トップチャレンジ1:1位、トップリーグへ自動昇格
- 2006-2007シーズン トップリーグ 10位(4勝9敗)
- 2007-2008シーズン トップリーグ 9位(5勝8敗)
- 2008-2009シーズン トップリーグ 10位(6勝7敗)
- 2009-2010シーズン トップリーグ 8位(7勝6敗)
- 2010-2011シーズン トップリーグ 10位(5勝8敗)
- 2011-2012シーズン トップリーグ 14位(1勝12敗)、トップキュウシュウAへ自動降格
- 2012-2013シーズン トップキュウシュウA 優勝(予選リーグ:1位 6勝、決勝リーグ:1-3位グループ 2勝)、トップチャレンジ1:1位、トップリーグへ自動昇格
- 2013-2014シーズン トップリーグ 14位(1stステージ:プールB8位 6敗1分、2ndステージ:プールB6位 3勝4敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
- 2014-2015シーズン トップリーグ 14位(1stステージ:プールB7位 1勝6敗、2ndステージ:プールB6位 2勝5敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
- 2015-2016シーズン トップリーグ 14位(リーグ戦:プールB8位 7敗、順位決定トーナメント:下位グループ 1回戦敗退、13-16位決定予備戦 勝利、13位決定戦 敗戦)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
- 2016-2017シーズン トップリーグ 14位(3勝12敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
- 2017-2018シーズン トップリーグ 14位(リーグ戦:ホワイトカンファレンス8位 13敗、順位決定トーナメント:1回戦 勝利、13位決定戦 敗戦)、トップリーグ入替戦:引き分け、規定によりトップリーグ残留
- 2018-2019シーズン トップリーグ 16位(リーグ戦:ホワイトカンファレンス8位 7敗、順位決定トーナメント:1回戦 敗戦、15位決定戦 敗戦、トップリーグカップ 13位(プール戦:4位 3敗、順位決定トーナメント:13位決定戦 勝利)、トップリーグ入替戦:敗戦、トップチャレンジリーグ降格
- 2019-2020シーズン トップチャレンジリーグ 3位(5勝1敗1分)、トップリーグカップ プール戦敗退(3位 3勝2敗)
- 2020-2021シーズン トップチャレンジリーグ 3位(リーグ戦:Bグループ2位 3勝1敗、順位決定戦:3位決定戦 勝利)、ジャパンラグビートップリーグ2021・プレーオフトーナメント 1回戦敗退
2020年度スコッド
2020年度のスコッドは次の通り[8]。太字は2020年度・2021年度からの新加入選手。
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過去の所属選手
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脚注
関連項目
外部リンク
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