ケネス・ロフトン・ジュニア

この項目では、バスケットボール選手について説明しています。野球選手については「ケニー・ロフトン」をご覧ください。

ケネス・ウェイン・ロフトン・ジュニア（Kenneth Wayne Lofton Jr. , 2002年8月14日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ポートアーサー出身のプロバスケットボール選手。CBAの上海シャークスに所属している。ポジションはパワーフォワードまたはセンター。

ケネス・ロフトン・ジュニア
Kenneth Lofton Jr.

上海シャークス  No.35
ポジション	PF / C
所属リーグ	CBA
シュート	左
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
生年月日	(2002-08-14) 2002年8月14日（22歳）
出身地	テキサス州ポートアーサー
身長	198cm (6 ft 6 in)
体重	125kg (276 lb)
キャリア情報
高校	メモリアル高等学校（英語版）
大学	ルイジアナ工科大学（英語版）
NBAドラフト	2022年 / ドラフト外
プロ選手期間	2022年–現在
経歴
2022–2023	メンフィス・グリズリーズ
2022–2023	→メンフィス・ハッスル
2023–2024	フィラデルフィア・76ers
2023–2024	→デラウェア・ブルーコーツ
2024	ユタ・ジャズ
2024	→ソルトレイクシティ・スターズ
2024–	上海シャークス
受賞歴
NBAGリーグ新人王 (2023) オールNBAGリーグファーストチーム (2023) NBAGリーグオールルーキーチーム (2023) NBAGリーグネクストアップ・ゲーム (2023) オールカンファレンスUSAファーストチーム (2022) オールカンファレンスUSAセカンドチーム (2021) カンファレンスUSA新人王 (2021)
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ	アメリカ合衆国
獲得メダル アメリカ合衆国 U-19 世界選手権 2021 ラトビア

経歴

ハイスクール

高校入学当初はガードとしてプレーしていたが、身長の伸びに伴いフォワードとしてプレーするようになった。4年目のシーズンに平均17得点・10リバウンドの成績を記録し、ルイジアナ工科大学（英語版）へ進学した^[1]。

カレッジ

1年目の2020-21シーズンは平均12.2得点・7.5リバウンドの成績を記録した。シーズン終了後に行われたFIBA U19バスケットボール・ワールドカップのアメリカ代表に選出され、フランスとの決勝では16得点を記録し優勝に貢献した^[2]。

2年目の2021-22シーズンは平均16.5得点・10.5リバウンドの成績を記録した。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトへアーリーエントリーした^[3]。

メンフィス・グリズリーズ

NBAドラフトでは指名はなく、2022年7月2日にメンフィス・グリズリーズとのツーウェイ契約に合意した^[4]。10月22日のダラス・マーベリックス戦でNBAデビューを果たし、4得点を記録したが、チームは96-137で敗れた^[5]。このシーズン、ロフトンはNBAGリーグ新人王を受賞し^[6]、その活躍が認められて2023年4月8日にグリズリーズとの複数年本契約に合意した^[7]。翌日のシーズン最終戦となるオクラホマシティ・サンダー戦で自身初となるスタメンとして出場し、キャリアハイとなる42得点、14リバウンドを記録し、スタメンデビュー戦で40得点・10リバウンド以上を記録したNBA史上初の選手（1970-71シーズン以来）となったが、チームは100-115で敗れた^[8]。

12月18日にグリズリーズから解雇された^[9]。

フィラデルフィア・76ers

同月23日にフィラデルフィア・76ersとのツーウェイ契約に合意したが^[10]、3月1日に76ersから解雇された^[11]。

ユタ・ジャズ

2024年3月11日にユタ・ジャズとの契約に合意したが^[12]、7月24日にジャズから解雇された^[13]。

8月15日にシカゴ・ブルズとの契約に合意したが^[14]、10月17日にブルズから解雇された^[15]。

上海シャークス

10月29日にCBAの上海シャークスとの契約に合意した^[16]。

個人成績

略称説明
GP	出場試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	PPG	平均得点	太字	キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2022–23	MEM	24	1	7.3	.527	.353	.593	2.1	.8	.2	.1	5.0
2023–24		15	0	6.6	.378	.300	.533	1.0	.9	.2	.2	2.6
	PHI	2	0	4.4	.167	.000	---	1.5	.0	.0	.0	1.0
	UTA	4	0	22.7	.600	.333	.818	5.0	4.8	.8	.5	13.8
通算		45	1	8.3	.497	.317	.623	2.0	1.2	.2	.2	4.8

プレーオフ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2023	MEM	4	0	3.0	.375	.000	.500	.8	.3	.0	.0	1.8
通算		4	0	3.0	.375	.000	.500	.8	.3	.0	.0	1.8

カレッジ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2020–21	ルイジアナテック	32	28	22.8	.567	---	.596	7.5	1.5	1.0	.7	12.2
2021–22		33	33	27.0	.539	.200	.672	10.5	2.8	1.2	.7	16.5
通算		65	61	24.9	.550	.200	.637	9.0	2.1	1.1	.7	14.3

家族

元プロ野球選手のケニー・ロフトンと同姓同名だが、血縁関係はない。

父のケネスはアメリカ陸軍に所属し、アメリカ合衆国郵便公社で18年間勤務していた。^[要出典]

祖父のジーン・デュホンは元陸上選手で、オリンピックの選考会に参加したことがある^[17]。