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『グローランサーII』(GROW LANSER II -The sense of justice-)は、アトラスから2001年7月26日に発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。Best版は2002年8月8日に発売。
ジャンルはノンストップ・ドラマチックRPG。キャラクターデザインはうるし原智志。前作『グローランサー』から1年後の世界が舞台。前作とは違い、移動する時はマップ上に存在するポイントを移動するだけで済むイベントポイントシステムが採用された。さらにリング=ウェポン・システムが搭載され精霊石の組み合わせによって同レベルでも戦闘能力が一変するようになっており、場合と状況によってより適切な組み合わせを探す楽しさが生まれた。パーティメンバー編成の概念が無く、戦闘でパーティの最大人数である7人ものメンバーを出撃させられるのはシリーズでも唯一である。また、主人公の選択によってストーリーが全く違うルートに分岐するなど自由性の高い内容となっている(ただし、他作品のようにキャラ毎のエンディングに到達出来るのは正規ルートのみ。他ルートでは嘗ての仲間と敵対する事もある)。
一方で、ダンジョンや街の探索と言ったRPG要素の多くが廃されたシミュレーションRPGに近いシステムとなり、休暇、カード収集と言った前作のシステムも廃止された。また、前作にあったアニメーションムービーやイベントスチルは無く、ボイス量も減っている。また、マルチシナリオと言う事もあり、前作に比べるとストーリーのボリュームも大幅に縮小されている。
システムがシミュレーションRPG寄り、シリーズ中唯一「妖精キャラ」が登場しない。主人公が喋るなど、他のシリーズ作品と違い特徴的な作品となっている。
本作では上述の通りマルチシナリオ制が導入されており、ウェインの行動・選択次第で情勢が大きく変わる。以下のルート名は攻略本準拠。
カーマインが世界を救ってから1年。バーンシュタイン王国に住む少年、ウェインはインペリアル・ナイトを目指して仕官し、日夜特訓に明け暮れていた。そんなある日、士官学生時代の同期で今は政治家のシュナイダーから、ある任務を頼まれる。部下二人を連れて行われた任務はウェインの人生を大きく変えることとなる。
シリーズ他作品同様、仲間キャラとは男女問わずエンディングを迎える事が出来るが、今作では女性キャラ全員のエンディングを迎えた後でなければ男性キャラのエンディングに到達出来ないようになっている。一度エンディングを迎えたキャラは「○○との思い出」が手に入り、次回以降のプレイにて無条件でエンディングが迎えられるようになる。
傭兵国ルートに進んだ場合には敵として戦うことになる。
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