Loading AI tools
ウィキペディアから
キヤノン EOS 7D Mark II(イオス セブンディーマークツー)は、2014年10月30日に発売されたキヤノン製デジタル一眼レフカメラである。撮像素子は、約2020万画素のCMOSセンサーを採用し、サイズはAPS-Cサイズ(22.3×14.9mm)である。記憶媒体は、CFカード(タイプI準拠、UDMA対応 Mode7まで対応)SD/SDHC/SDXCメモリーカードツインスロットを採用する[1]。
EOS 7D Mark II レンズなし | |
種類 | デジタル一眼レフカメラ |
---|---|
レンズ | キヤノンEFマウント・EF-Sマウント |
イメージセンサー種類 | CMOS |
イメージセンサー サイズ | 22.4 x 15.0 mm (APS-C size) |
最大解像度 | 5472 × 3648 (2020万画素) |
シャッター | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター |
シャッター速度 範囲 | 1/8000~30秒(全自動モード)、バルブ |
ASA/ISO範囲 | 100 – 16000 (拡張でH1: 25600; H2: 51200) |
露出計測 | 252分割TTL開放測光15万画素RGB+IR測光センサー使用 |
露出モード | シーンインテリジェントオート、プログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出、バルブ撮影、カスタム3種類、動画 |
計量モード | 部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光 |
焦点領域 | 65点自動選択AF |
焦点モード | スポット1点AF(任意選択)、1点AF(任意選択)、領域拡大AF(任意選択上下左右)、領域拡大AF(任意選択周囲)、ゾーンAF(ゾーン任意選択)、ラージゾーンAF(ゾーン任意選択)、マニュアル |
連続撮影 | 最高約10.0コマ/秒(10~2コマ/秒に設定可能) |
ファインダー | ペンタプリズム使用、アイレベル式・視野率:上下/左右とも約100% |
背面LCDモニター | ドット数:3.0型(3:2)/約104ドット(VGA) |
記憶装置 | CFカード(タイプI準拠、UDMA対応 Mode7まで対応) SD/SDHC/SDXCメモリーカードツインスロット(UHS-I対応) |
バッテリー | キヤノン製「バッテリーパック LP-E6N」1個 (1865 mAh) |
オプション バッテリーパック | 「バッテリーグリップBG-E16」で単3形乾電池6本、または「バッテリーパック LP-E6N」を1個か2個使用可能 |
重量 | 約820g(本体のみ)/約910g |
生産地 | 日本 |
キャッチコピーは、「すべての一瞬が一新する」。
2017年現在、「デジタル一眼レフカメラEOSシリーズ」の製品ラインアップ中、「ハイアマチュアモデル」に位置づけられている[2]。
本機は、『APS-Cサイズでのフラッグシップ機を目指すこと』と『瞬間をとらえるスピードEOS』をコンセプトとして開発され、2014年9月16日に発表された[4]。従来存在したAPS-Hサイズのプロモデル(EOS-1D MarkIV)がフルサイズのモデル(EOS-1D X)に統合されたことから、少なからず存在する望遠効果を必要とする需要に対応するために従来のハイアマチュア層だけでなくプロユーザーもサブターゲットとしている[4]。
EOS 7Dと比較すると幅が0.4mm、高さが1.7mm、奥行きが4.7mm増加しているが、重量は910gで変わっていない[5]。外装にマグネシウム合金を採用し、防塵防滴仕様としてシーリング材を部材成型時に同時成形する手法を取ることでEOS 5D MarkIIIよりも高い防塵防滴性能を実現している[6]。
連写速度は約10コマ/秒に高速化されたため、シャッターユニットへのボールベアリングの採用[4] やミラー動作のモーターによるダイレクト駆動化、ミラーショックを軽減するためのダンパー機構が搭載されている[7]。シャッターの耐久回数は20万回に向上している[8]。
撮像素子は新規に開発され、高感度性能面や高速性能面から検討した結果、画素数は2020万画素とされた[4]。
蛍光灯のチラツキによる悪影響を抑えるため、フリッカーレス機能を新たに搭載する[9]。蛍光灯などの発光周期のピーク付近でシャッターを切れるようにする機能であるが、動作させることによるシャッターのタイムラグは数ms程度となっており、微小なものとなっている[9]。
※ EOSiTR AF動作時は最高約9.5コマ/秒
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.