キャンベラ (ボルチモア級重巡洋艦)
ウィキペディアから
ウィキペディアから
キャンベラ (USS Canberra, CA-70) は、アメリカ海軍の巡洋艦。ボルチモア級重巡洋艦の3番艦。最初は「ピッツバーグ」と命名される予定だったが、1942年8月8日、9日の第一次ソロモン海戦で日本軍の攻撃により喪われたオーストラリアの重巡洋艦キャンベラ (HMAS Canberra, D33) に因んでキャンベラと命名された。
キャンベラはマサチューセッツ州クインシーのベスレヘム・スチール、フォアリバー造船所で1941年9月3日起工。1943年4月19日進水。10月14日竣工。
1944年6月、キャンベラは第58任務部隊に所属してマリアナ沖海戦に参加した。10月13日第38任務部隊に所属して台湾攻撃に参加中台湾沖航空戦に遭遇、日本軍の一式陸上攻撃機の雷撃により魚雷1本が命中して航行不能となり重巡洋艦ウィチタ (USS Wichita, CA-45) に曳航されて後退。ボストン海軍工廠で修理された。
1947年3月7日退役してワシントン州ブレマートンのピュージェット・サウンド海軍工廠で保管艦となった。1952年、ボストン級ミサイル巡洋艦の二番艦(CAG-2)となりニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で改装が開始された。
1956年6月15日再就役してヴァージニア州ノーフォークを母港とした。
1968年再び重巡洋艦 (CA-70) に類別変更され1970年2月2日退役。1978年7月31日除籍。1980年7月31日スクラップとして売却され解体された。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.