Loading AI tools
スティーリー・ダンのアルバム ウィキペディアから
『キャント・バイ・ア・スリル』(Can't Buy A Thrill)は、アメリカ合衆国のロックバンド、スティーリー・ダンのファーストアルバム。1972年にABCレコードよりリリースされた。
このアルバムは、ヒットチャートで最高17位まで上昇し、プラチナ・ディスクを獲得した。
収録曲のうち「ドゥ・イット・アゲイン」と「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」が、シングルチャートでそれぞれ6位、11位に入賞している。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、168位にランクイン[1]。
アルバム・タイトルの Can't Buy A Thrill は、ボブ・ディランの楽曲「悲しみは果てしなく」(It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry)(アルバム『追憶のハイウェイ 61』収録)の歌詞から抜粋されたもの。
2チャンネルのノーマル・ステレオ盤と、4チャンネルステレオ・ミックスの2種類がリリースされた。2つのミックスの間には、「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」の間奏のリードギター・パートなどいくつかの大きな差がある。
アルバムカバーは、通りで客を待つ売春婦の写真をコラージュしたもの。これはアルバムタイトルに引っかけて選ばれたイメージだが、スペインでは発売禁止になり、バンドの演奏スナップに差し替えられた。
ウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンは、1976年発表のアルバム『幻想の摩天楼』(ビルが怪物の姿になっているアルバム・カバーのデザイン)再リリースの際、そのライナーノーツで、「(『キャント・バイ・ア・スリル』以外で)1970年代における最も恐ろしいアルバムカバー」とそれを評した。
全作曲: Walter BeckerとDonald Fagen。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ドゥ・イット・アゲイン」(Do It Again) | |
2. | 「ダーティ・ワーク」(Dirty Work) | |
3. | 「キングス」(Kings) | |
4. | 「ミッドナイト・クルーザー」(Midnight Cruiser) | |
5. | 「オンリー・ア・フール」(Only a Fool Would Say That) | |
6. | 「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」(Reelin' in the Years) | |
7. | 「ファイア・イン・ザ・ホール」(Fire in the Hole) | |
8. | 「ブルックリン」(Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)) | |
9. | 「チェンジ・オブ・ザ・ガード」(Change of the Guard) | |
10. | 「ハートビート・オーバー・アゲイン」(Turn That Heartbeat Over Again) | |
合計時間: |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.