クレイジーレーシング・カートライダー
ウィキペディアから
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クレイジーレーシング・カートライダー(Crazy Racing Kart Rider、ハングル: 크레이지레이싱 카트라이더)は、韓国のゲーム会社NEXON(以降NEXON Korea)が開発したオンラインレースゲーム。韓国で2004年6月1日サービス開始。以来韓国、台湾、香港、中国、タイ、北米、日本でサービスが行われた。
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2023年5月) |
3D方式のカジュアルレースゲーム。クレイジーアーケードのキャラクターが登場する。1つのルームで最高8人が同時対戦できる。通常のプレイは無料で、カートの装飾などアバター設定の際に有料なアイテム課金となっている。8人が参加するレースゲームでアイテムの駆け引きがあるなど、複雑な動きをするオンラインゲームであるにもかかわらず、このようなゲームに多いタイムラグが少ない。
韓国や中国では人気が非常に高く、特に韓国では会員数が約1600万人ほどで、スタークラフトを超えるほどの人気がある。韓国ではほとんどのインターネットカフェでインストールされている。
ゲーム内にコカ・コーラなどの企業ばかりではなく統一部などの政府機関も広告を出す。
韓国では2004年6月1日に開始したのを皮切りに、中国では2006年1月10日、台湾・香港では2006年12月19日に開始。北米では2007年5月にクローズドβテストが、10月2日から2008年5月19日までオープンβテストが行われた。タイでは2008年10月2日サービス開始した。日本では2012年4月19日にオープンβテストが行われ、4月26日にサービス開始した。
2013年1月中旬あたりに日本サーバーがサービス終了した。サービス開始~終了まで1年も持たなかった。
レースには大きく分けて以下の3種類あり、それぞれの種類に応じてコースが用意される。
各コースともアイテムボックスからアイテムを得て使用する。アイテムは2つまでストックでき(提携インターネットカフェでは3つまで)、適宜どちらかをスタンバイ(使用可能)状態にする。アイテムボックスのデザインはコースによって異なり、風船やプレゼント箱などの絵柄で設置される。アイテムは以下の通り。
またカートに付属されるアイテムは以下のものがある。
特定の攻撃の防御に特化したカート(海賊船カート、水爆弾・水風船に強い。ウサギカート、バナナの皮に強い)なども存在する。
アイテムボックスが設置されない。ドリフトブースト制度が採用され、ドリフトを行うとその分だけゲージが貯まる。ゲージが満タンになると1度だけダッシュ(マリオカートで言うキノコダッシュ)を行うことができる。よって各コースともカーブなどドリフトを行う機会が多く、コーナリング技術の問われる設定となっている。
広大なコースの中央に旗が1本だけ立てられる。プレーヤーはその旗をいち早く取って(旗に接触し)、その旗を決められた場所(TEAM PLAYでは自陣)まで持ち運んで移動させれば1ポイント獲得。他のプレイヤーは旗を持っている人に接触すれば旗を奪うことができる。またアイテムボックスが設置され、旗を持っている人がアイテムで攻撃された場合、それまで持っていた旗は近くに投げ飛ばされる。誰かが旗の移動に成功した(得点した)場合、コースの中央に新たな旗が設置される。このようにして制限時間まで旗を奪い合い、得点の多い人(チーム)が優勝。
各種類ともTEAM PLAY(団体戦)とSINGLE PLAY(個人戦)がある。
TEAM PLAYではどのレースもレッドチームとブルーチームの対抗戦で行う。自分がどちらのチームに所属するかは入室したときに自動的に決定される。プレイヤーマスコットは自分の設定した色に関係なく、所属するチームの色(赤か青)になる。
アイテム戦・スピード戦ではレースで1着になった人の所属するチームが勝利となる。フラッグ戦ではメンバーの得点の合計が多いチームの勝利となる。勝利するとチームメンバー全員が各種成長ポイント獲得となる。特にアイテム戦・スピード戦ではチームメイトの誰かが1着になりさえすればいいので、同じチームで協力して相手側の強力なプレイヤーの順位を落とすなど、団体戦ならではの戦略も有効である。また自分の腕前が劣っていてもメンバーを1位にするために影で戦力となることができるため、初心者でも参加しやすいルールである。
レースをすればするほどポイント(R.P)が加算される。加算度合いによってライダーの手袋の色が変化する。手袋の色は以下の通り。
白→黄色→緑→青→赤→黒→虹→黄色星→緑星→青星→赤星→黒星→虹星(虹星が最高)
一定以上の「手袋」を取得するとライセンス取得のための試験に参加することが出来る。参加資格は以下の通り。
白(初歩ライセンス)→黄色(ルーキーライセンス)→緑(L3ライセンス)→青(L2ライセンス)→赤(L1ライセンス)→黒(プロ)→虹
ライセンス試験とは一定時間にコースを完走しなければならないものでレベルが高くなると当然難易度が増す。
カートの開催場所として以下のマップが用意されている。
カートライダーは任天堂のゲームソフト「マリオカート」と類似している部分が多いため、マリオカートを盗作したのではないかとゲーム系のニュースサイトで話題に少なからずなった[1]。しかし任天堂側は訴訟に踏み切らなかった。
パソコンとインターネット環境さえあれば無料で遊べるカートライダーに比べ、日本のゲーム業界で広く浸透しているマリオカートなどのゲームは、ハードやソフトの購入費用がかかるものである。この優位性を生かしカートライダーの日本進出が噂されることもあったが、2012年4月にサービスを開始した。 新たに二名の限定キャラクターが追加されたほか、サンリオやトヨタとのコラボレーションアイテムが登場している。
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