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カト・クン・リー(Kato Kung Lee、1946年12月9日 - 2016年5月7日)は、パナマの覆面レスラー。
息子のカト・クン・リー・ジュニアもプロレスラー[3]。
パナマで空手の黒帯を取得、その格闘技経験を生かして1964年7月21日に「バリエンテ」の名でプロレスデビュー。1970年にメキシコ入りし映画『グリーン・ホーネット』でブルース・リーが演じた「加藤」とクンフーを捩り、1978年からカト・クン・リーを名乗る。
1984年からクン・フーとブラックマンとのトリオタッグチーム「ロス・ファンタスティコス」として活躍。1986年11月28日に行われたコントラマッチでは、エル・イホ・デル・サントに敗れマスクを剥がれた。以後素顔で活動していたが、暫くの期間をおいて再び覆面を被っている。
1990年11月、ユニバーサル・プロレスリングのマットに登場、初来日を果たす。以後もみちのくプロレス、SWSなどインディー団体を中心に来日を重ね、1999年、2000年には闘龍門MEXICOに出場。2000年代に入ってからはDEEPに参戦、50歳を過ぎてのMMAへの挑戦と注目を集めた。
2000年代後半に入ってからは、ほぼセミリタイア状態になっている。長年カトと交流があるイベントプロデューサーのロッシー小川の弁では、カトは何らかの病気を患っているようで「最近体調が良くない」と漏らしていたという。
2016年5月7日、心臓発作で死去。
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