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空気を絶縁体に用いた可変容量コンデンサ ウィキペディアから
エアバリコンとは、可変容量コンデンサの1つ。空気を電極の間に挟む絶縁体とした物で、電極と電極との間に隙間があるのが特徴である。
ラジオ等の受信機の同調回路用のものは製造中止済みで入手が困難であるためポリバリコンが主流であるが、趣味での電子工作においては好んでエアバリコンを使う人は多い。過去には特殊な電極の形をもち変化する周波数の直線性を保証したバリコンや、1枚のみのローターを組み込んだダイアルスプレッド用の回転軸を持つバリコンなど様々な工夫が凝らされた製品が存在した。
一方、送信機などの高周波同調回路用のものは、印加される電圧が高いために磁器(ステアタイト)を機械的保持部品として製作されたエアバリコンがいまだに使用されている。
ダイアル軸ではなくドライバなどで調整時に回転が可能となる半固定の調整用エアバリコンをエアトリマーと呼んでいる。
エアバリコンの長所と短所として、次のようなものが挙げられる。
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