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ウェスティン都ホテル京都
京都市東山区にあるホテル ウィキペディアから
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ウェスティン都ホテル京都(ウェスティンみやこホテルきょうと、The Westin Miyako Kyoto)は、京都府京都市東山区粟田口華頂町1番地に所在する高級ホテル。
都ホテルズ&リゾーツの古参ホテルであり、マリオット・インターナショナルが展開するウェスティン・ホテルズ&リゾーツの1つでもある。
運営は近鉄・都ホテルズで、旧名称は(「都ホテル京都」ではなく)「都ホテル」。
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概要
- 住所: 京都市東山区粟田口華頂町1番地
- 客室数: 266室[1]
- 飲食店: 5か所
- 宴会場: 20室
- 運営: 株式会社近鉄・都ホテルズ
2018年まで客室数は499室(スイートルーム11室)であり、飲食施設として中国料理「四川」、日本料理「華頂」、カフェレストラン「アクアブルー」などが営業していた。
沿革
1890年4月、油商の西村仁兵衛が華頂山麓に保養遊園地「吉水園」を創業。1900年に園内にて「都ホテル」を創業。以来、日本最大の観光地である京都の迎賓館として君臨し続けてきた。1960年には村野藤吾の設計による現在の本館が完成。1966年にウェスティンホテルズと業務提携を行った[2]。
2002年4月に、都ホテルがウェスティンを買収したスターウッド・ホテル&リゾートと提携し、ウェスティンブランドに仲間入りし、現在の名称に変更。これに伴い、大規模なリノベーションを行い新装オープン。スターウッドが持つ世界規模の会員組織と予約システムにより、それまで少なかった外国人宿泊客が4人に1人に急増するなど、客室平均稼働率は提携前の60 %から80 %に上昇している[3]。
2003年には佳水園がDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。
なお、2020年の創業130年の節目に合わせて大規模リニューアル工事が2018年6月から行われ[4]、2021年4月にすべてのリニューアルを終えた[5]。
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設備

宴会場「葵殿」の南に広がる葵殿庭園は日本近代庭園の先覚者として有名な7代目小川治兵衛によって1933年に作庭された回遊式庭園である。また、佳水園庭園は7代目小川治兵衛の長男白楊により、大正14年(1925年)に作庭され、醍醐寺三宝院(京都市伏見区)の庭を模して造られている。葵殿庭園と佳水園庭園はともに1994年に京都市文化財(名勝)に登録された。
1952年には、日立製作所のエアコン第1号機「EW-50」が設置された。
佳水園庭園内の和風別館「佳水園」は村野藤吾の設計により1959年に完成し、戦後の数寄屋造り建築の傑作としても知られる。佳水園ではホテルにいながら伝統的な日本旅館のサービスを受けることができる。
前述の通り、2020年の創業130年に合わせてホテルの営業を続けながら大規模リニューアル工事を2018年6月から行い[4]、2021年4月にリニューアルを終えた[5]。改装中もホテル営業は継続しつつ、新時代に相応しい設備やサービスを加えた。また、ラグジュアリー層に満足して貰えるホテルにするため、以下の点が改善された。
- 客室面積拡大: 総客室数を約半数の270室にする代わりに、2部屋を1部屋にする等で平均客室面積をこれまでの35 m2から50 m2に拡大。エグゼクティブクラブルーム向けのエグゼクティブクラブラウンジも、3階に移動して面積が拡大される。
- スパ・ジム: 敷地内で掘削する温泉を利用したスパを新設。
- 佳水園: 通常客室同様2部屋を1部屋にして客室面積を拡大、温泉も引き込まれる。
- レストラン: 北側一面をガラス張りに変更し、フランス料理のメインダイニングの他、ビュッフェレストランを新設。
改装にかかる投資額は 198億円を見込んだ[4]。
交通アクセス
周辺
脚注
関連項目
外部リンク
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