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クロアチアのサッカー選手 ウィキペディアから
イヴィツァ・オリッチ(Ivica Olić, 1979年9月14日 - )は、クロアチア出身の元サッカー選手、サッカー指導者。元クロアチア代表。現役時代のポジションはフォワード。ロシアサッカー・プレミアリーグのPFC CSKAモスクワの監督を務めた。
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2018年のオリッチ | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Ivica Olić | |||||
クロアチア語 | Ивица Олић | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
クロアチア ドイツ | |||||
生年月日 | 1979年9月14日(45歳) | |||||
出身地 | ユーゴスラビア ダヴォル | |||||
身長 | 182cm | |||||
体重 | 85kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW | |||||
利き足 | 左足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1996-1998 | NKマルソニア | 42 | (17) | |||
1998-2000 | ヘルタ・ベルリンII | 30 | (10) | |||
1998-2000 | ヘルタ・ベルリン | 2 | (0) | |||
2000-2001 | NKマルソニア | 42 | (21) | |||
2001-2002 | NKザグレブ | 29 | (3) | |||
2002-2003 | NKディナモ・ザグレブ | 27 | (16) | |||
2003-2007 | PFC CSKAモスクワ | 78 | (35) | |||
2007-2009 | ハンブルガーSV | 78 | (29) | |||
2009-2012 | FCバイエルン・ミュンヘン | 55 | (13) | |||
2012-2014 | VfLヴォルフスブルク | 73 | (27) | |||
2015-2016 | ハンブルガーSV | 25 | (2) | |||
2016-2017 | TSV1860ミュンヘン | 30 | (5) | |||
通算 | 515 | (197) | ||||
代表歴 | ||||||
1996 | クロアチア U-17 | 3 | (0) | |||
1997 | クロアチア U-18 | 1 | (0) | |||
1997-1998 | クロアチア U-19 | 9 | (1) | |||
1998 | クロアチア U-20 | 1 | (0) | |||
2000-2001 | クロアチア U-21 | 6 | (2) | |||
2002-2015 | クロアチア | 104 | (20) | |||
監督歴 | ||||||
2017-2021 | クロアチア (アシスタントコーチ) | |||||
2021 | PFC CSKAモスクワ | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
クロアチア東部の都市ノヴァ・グラディシュカ近郊の村ダヴォルに生まれ育った。1996年にNKマルソニアに入団して好成績を残した。1998年にドイツのヘルタ・ベルリンに引き抜かれたがプレー機会は少なく、1年でマルソニアに戻った。2000-01シーズンに17得点すると、2001年に移籍したNKザグレブでは21得点をあげ、リーグ優勝に貢献した。2002年にはディナモ・ザグレブに移籍し、16得点を挙げた。
2003年、ロシアリーグのPFC CSKAモスクワに移籍すると徐々に調子を上げ、2005年には10得点した。この年にはUEFAカップを勝ち取った。CSKAモスクワ在籍中に3度のリーグ制覇と2度のスーパーカップ制覇を成し遂げた。
2007年1月、ドイツのハンブルガーSVに移籍し、1月31日のエネルギー・コットブス戦でデビューした。10月のVfBシュトゥットガルト戦では、クラブ史上初となる45分間でのハットトリックを決めた。2008年に行われたアーセナルFC主催のエミレーツ・カップではユヴェントスFC戦でロスタイムに2得点を挙げ、優勝した。
2009年夏、FCバイエルン・ミュンヘンへ移籍した。8月8日、2009-10シーズン第1節のTSG1899ホッフェンハイム戦でデビューし、ダニエル・プラニッチのクロスに合わせて先制点を決めた。2010年3月30日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ、マンチェスター・ユナイテッドFC戦では後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げ、続く4月7日の2ndレグでは3-0とリードされた状態から起死回生のゴールを決め(この後アリエン・ロッベンが決勝点を記録)、バイエルンの準決勝進出に貢献。4月27日の準決勝2ndレグ、オリンピック・リヨン戦ではハットトリックを達成し、チームを決勝へと導いた。最終的にブンデスリーガでは11得点、チャンピオンズリーグでは2位タイの7得点を挙げ、バイエルンの国内2冠とチャンピオンズリーグ準優勝に貢献した。しかし、2010-11シーズンは故障で長期離脱し、2011-12シーズンはユップ・ハインケス監督に重用されず出場機会は少なくなった。
2012年4月、シーズン後の契約満了に伴い、2012-13シーズンからVfLヴォルフスブルクに移籍が決定。契約は2年間。
2015年1月、古巣のハンブルガーSVへ移籍。契約期間は2016年シーズン終了までの1年半[1]。
2016年7月、TSV1860ミュンヘンに移籍が決定。契約期間は1年。
2017年6月、現役引退を表明[2]。
2002年の日韓ワールドカップでは2試合に出場し、イタリア戦で同点ゴールを決めた。2004年のUEFA欧州選手権では3試合、2006年のドイツワールドカップでは2試合に出場した。2006年9月、ダリヨ・スルナらとともに深夜までパーティを楽しんだとして、代表メンバーから外されたことがあった。2008年のUEFA欧州選手権予選では、ウェンブリー・スタジアムでのイングランド代表戦で得点し、イングランドの本大会行きを阻んだ。本大会ではグループリーグのドイツ戦で得点した。
南アフリカワールドカップ予選でも8試合で3得点と活躍したが、チームは本大会出場を逃し、オリッチの3大会連続ワールドカップ出場は叶わなかった。さらにEURO2012では、本大会の最終登録メンバーに選出されていたが、負傷のため大会直前でメンバーから外れた[3]
2014年11月16日のUEFA EURO 2016予選、イタリア戦で代表通算100試合出場を達成した。
クラブ | リーグ | シーズン | リーグ | カップ | リーグカップ | 国際大会 | その他 | 合計 | ||||||
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出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |||
NKマルソニア | プルヴァHNL | 1996-97 | — | 0 | 0 | — | ||||||||
ドルガHNL | 1997-98 | 0 | 0 | |||||||||||
ヘルタBSC | ブンデスリーガ | 1998-99 | 2 | 0 | 1 | 0 | — | 0 | 0 | — | 3 | 0 | ||
1999-00 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
NKマルソニア | プルヴァHNL | 1999-00 | 13 | 4 | — | 0 | 0 | — | ||||||
2000-01 | 29 | 17 | 0 | 0 | ||||||||||
NKザグレブ | 2001-02 | 29 | 21 | 0 | 0 | |||||||||
NKディナモ・ザグレブ | 2002-03 | 27 | 16 | 4 | 3 | |||||||||
PFC CSKAモスクワ | プレミアリーグ | 2003 | 10 | 7 | 2 | 1 | — | 0 | 0 | — | 12 | 8 | ||
2004 | 24 | 9 | 3 | 1 | 10 | 0 | 37 | 10 | ||||||
2005 | 20 | 10 | 5 | 1 | 0 | 0 | 25 | 11 | ||||||
2006 | 24 | 9 | 5 | 2 | 6 | 1 | 35 | 12 | ||||||
ハンブルガーSV | ブンデスリーガ | 2006-07 | 15 | 5 | 0 | 0 | — | 0 | 0 | — | 15 | 5 | ||
2007-08 | 32 | 14 | 4 | 2 | — | 10 | 2 | 46 | 18 | |||||
2008-09 | 31 | 10 | 5 | 6 | — | 14 | 9 | — | 50 | 25 | ||||
FCバイエルン・ミュンヘン | 2009-10 | 29 | 11 | 2 | 1 | 10 | 7 | — | 41 | 19 | ||||
2010-11 | 6 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 10 | 0 | ||||
2011-12 | 20 | 2 | 4 | 0 | 5 | 2 | — | 29 | 4 | |||||
VfLヴォルフスブルク | 2012-13 | 32 | 9 | 4 | 4 | 0 | 0 | — | 36 | 13 | ||||
2013-14 | 32 | 14 | 5 | 1 | — | — | 37 | 15 | ||||||
クロアチア | 140 | 75 | — | 4 | 3 | — | 144 | 78 | ||||||
ドイツ | 199 | 65 | 26 | 14 | 0 | 0 | 31 | 20 | 1 | 0 | 257 | 99 | ||
ロシア | 78 | 35 | 15 | 5 | — | 16 | 1 | — | 109 | 41 | ||||
通算 | 417 | 175 | 41 | 19 | 0 | 0 | 51 | 24 | 1 | 0 | 510 | 218 |
# | 開催日 | 開催地 | 対戦国 | スコア | 結果 | 大会 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2002年4月17日 | ザグレブ、スタディオン・マクシミール | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 1–0 | 2–0 | 親善試合 |
2 | 2002年6月8日 | 鹿嶋市、茨城県立カシマサッカースタジアム | イタリア | 1–1 | 2–1 | 2002 FIFAワールドカップ |
3 | 2003年4月30日 | ストックホルム、ロースンダ・スタディオン | スウェーデン | 0–1 | 1–2 | 親善試合 |
4 | 2003年10月11日 | ザグレブ、スタディオン・マクシミール | ブルガリア | 1–0 | 1–0 | UEFA EURO 2004予選 |
5 | 2004年5月29日 | リエカ、スタディオン・カントリーダ | スロバキア | 1–0 | 1–0 | 親善試合 |
6 | 2004年6月5日 | コペンハーゲン、パルケン・スタディオン | デンマーク | 0–2 | 1–2 | 親善試合 |
7 | 2007年10月16日 | リエカ、スタディオン・カントリーダ | スロバキア | 1–0 | 3–0 | 親善試合 |
8 | 3–0 | |||||
9 | 2007年11月21日 | ロンドン、ウェンブリー・スタジアム | イングランド | 0–2 | 2–3 | UEFA EURO 2008予選 |
10 | 2008年6月12日 | クラーゲンフルト、ヴェルターゼー・シュターディオン | ドイツ | 2–0 | 2–1 | UEFA EURO 2008 |
11 | 2008年10月15日 | ザグレブ、スタディオン・マクシミール | アンドラ | 2–0 | 4–0 | 2010 FIFAワールドカップ予選 |
12 | 2009年8月12日 | ミンスク、ディナモ・スタジアム | ベラルーシ | 0–1 | 1–3 | 2010 FIFAワールドカップ予選 |
13 | 1–3 | |||||
14 | 2010年9月3日 | リガ、スコント・スタディオン | ラトビア | 0–2 | 0–3 | UEFA EURO 2012予選 |
15 | 2011年11月11日 | イスタンブール、トルコ・テレコム・アリーナ | トルコ | 0–1 | 0–3 | UEFA EURO 2012予選 |
16 | 2013年3月22日 | ザグレブ、スタディオン・マクシミール | セルビア | 2–0 | 2–0 | 2014 FIFAワールドカップ予選 |
17 | 2014年3月5日 | ザンクト・ガレン、AFGアレナ | スイス | 1–1 | 2–2 | 親善試合 |
18 | 2–2 | |||||
19 | 2014年6月18日 | マナウス、アレーナ・アマゾニア | カメルーン | 1–0 | 4–0 | 2014 FIFAワールドカップ |
20 | 2015年3月28日 | ザグレブ、スタディオン・マクシミール | ノルウェー | 3–0 | 5–1 | UEFA EURO 2016予選 |
クラブ | 国 | 就任 | 退任 | 記録 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝率 | ||||
CSKAモスクワ | 2021年3月22日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | +0 | — | ||
合計 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | +0 | — |
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