アフマダーバード
インドの都市 ウィキペディアから
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アフマダーバード(英語: Ahmedabad; グジャラート語: અમદાવાદ, amdāvād; ヒンディー語: अहमदाबाद, ahmadābād, ウルドゥー語: احمد آباد, ヒンドゥスターニー語発音: /əɦ.mə.d̪ɑː.bɑːd̪/)はインド西部、グジャラート州の都市。
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アフマダーバード અમદાવાદ Ahmedabad | |
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Clockwise from top: Gandhi Smarak Sangrahalay at Sabarmati Ashram, Ahmedabad Railway Station, CEPT University, Kankaria Lake and the Kirti Stambh at Hutheesing Temple | |
位置 | |
座標 : 北緯23度1分48秒 東経72度34分48秒 | |
行政 | |
国 | インド |
州 | グジャラート州 |
県 | アフマダーバード県 |
市 | アフマダーバード |
地理 | |
面積 | |
市域 | 464.16 km2 |
標高 | 53 m |
人口 | |
人口 | (2011年現在) |
市域 | 5,633,927人 |
人口密度 | 12,000人/km2 |
都市圏 | 6,357,693人 |
その他 | |
等時帯 | IST (UTC+5:30) |
市外局番 | 079 |
公式ウェブサイト : http://www.auda.org.in/ |
2011年の都市的地域の人口は635万人であり、世界第47位、同国では第7位である[1][2]。農業、綿織物業が盛ん。イスラーム教徒が比較的多く(住民の2割程度)、多くのモスクが建てられている。ジャイナ教の寺院も多い。近代的な都市で郊外に工場が多く、経済的には恵まれている。2017年に世界遺産リストに登録された[3]。
アフマダーバード周辺には階段井戸(バーオリー)が多く見られる。
都市の名称は、「アフマドの都市(アーバード)」を意味する。日本語での表記は英語読み"Ahmedabad" のアーメダバード、あるいはアーメダバッドなどが一般的。また現地のグジャラート語の綴り「અમદાવાદ(アムダーヴァード)」を反映して、英語でも"Amdavad"と表記される例も稀にだが存在する。
1411年、グジャラート・スルターン朝のアフマド・シャー1世がこの街を都と定め、現在の呼称の由来となった。
1573年、ムガル帝国の3代皇帝アクバルに征服されたことにより、同帝国の統治下におかれ、グジャラート州の州都となった。
1757年、マラーター王国の宰相バーラージー・バージー・ラーオとガーイクワード家の当主ダマージー・ラーオ・ガーイクワードがこの都市を攻撃し、帝国からマラーター同盟の支配下に移った。
1818年、イギリスの植民地支配下に入る。イギリス統治下では綿織物工業が発展した。
1915年、マハトマ・ガンディー(マハートマー・ガーンディー)はこの地にサーバルマティー・アーシュラムと称される修道場を設けた。1930年に行われた「塩の行進」もこの街が出発点であり、ガンディーの様々な活動と結びついている。現在、街にはガンディー博物館が建てられている。
1960年から1970年まで、グジャラート州の州都であった。その後、近くのガンディーナガルに代わる。
アフマダーバードの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 36.1 (97) |
40.6 (105.1) |
43.9 (111) |
46.2 (115.2) |
47.8 (118) |
47.2 (117) |
42.2 (108) |
40.4 (104.7) |
41.7 (107.1) |
42.8 (109) |
38.9 (102) |
35.6 (96.1) |
47.8 (118) |
平均最高気温 °C (°F) | 28.3 (82.9) |
30.4 (86.7) |
35.6 (96.1) |
39.8 (103.6) |
41.5 (106.7) |
38.4 (101.1) |
33.4 (92.1) |
31.8 (89.2) |
34.0 (93.2) |
35.8 (96.4) |
32.8 (91) |
29.3 (84.7) |
34.3 (93.7) |
日平均気温 °C (°F) | 20.1 (68.2) |
22.2 (72) |
27.3 (81.1) |
31.7 (89.1) |
33.9 (93) |
32.8 (91) |
29.5 (85.1) |
28.2 (82.8) |
29.1 (84.4) |
28.5 (83.3) |
24.7 (76.5) |
21.3 (70.3) |
27.4 (81.3) |
平均最低気温 °C (°F) | 11.8 (53.2) |
13.9 (57) |
18.9 (66) |
23.7 (74.7) |
26.2 (79.2) |
27.2 (81) |
25.6 (78.1) |
24.6 (76.3) |
24.2 (75.6) |
21.1 (70) |
16.6 (61.9) |
13.2 (55.8) |
20.6 (69.1) |
最低気温記録 °C (°F) | 3.3 (37.9) |
2.2 (36) |
9.4 (48.9) |
12.8 (55) |
19.1 (66.4) |
19.4 (66.9) |
20.4 (68.7) |
21.2 (70.2) |
17.2 (63) |
12.6 (54.7) |
8.3 (46.9) |
3.6 (38.5) |
2.2 (36) |
雨量 mm (inch) | 2.2 (0.087) |
1.2 (0.047) |
1.1 (0.043) |
1.9 (0.075) |
9.1 (0.358) |
97.4 (3.835) |
309.8 (12.197) |
213.8 (8.417) |
126.6 (4.984) |
13.5 (0.531) |
6.1 (0.24) |
1.7 (0.067) |
784.4 (30.882) |
平均降雨日数 (≥1.0 mm) | 0.3 | 0.3 | 0.1 | 0.3 | 0.9 | 4.8 | 13.6 | 15.0 | 5.8 | 1.1 | 1.1 | 0.3 | 43.6 |
% 湿度 | 49 | 43 | 37 | 41 | 47 | 62 | 77 | 81 | 71 | 53 | 48 | 50 | 55 |
平均月間日照時間 | 287.3 | 274.3 | 277.5 | 297.2 | 329.6 | 238.3 | 130.1 | 111.4 | 220.6 | 290.7 | 274.1 | 288.6 | 3,019.7 |
出典1:NOAA (1971–1990),[4] World Meteorological Organization (precipitation 1901–2000)[5] | |||||||||||||
出典2:India Meteorological Department (records)[6] |
2017年の第41回世界遺産委員会で登録された。
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
クリケットが最も人気のあるスポーツとなっている。最も象徴的な現代エンターテイメントとも言われ、ボリウッド映画より人気が高いと評される[7]。2021年にはトゥエンティ20形式のプロリーグであるインディアン・プレミアリーグ(IPL)所属のグジャラート・タイタンズが創設された。タイタンズは2022年シーズンで初優勝をしている。ホームスタジアムは収容人数13万2000人のナレンドラ・モディ・スタジアムである[8]。過去には1987年、1996年、2011年のクリケット・ワールドカップの会場として使用された他、2023年にも決勝などで使用される予定である。このスタジアムは2023年現在、収容人数が世界最多のスタジアムとなっている[9]。第18代インド首相のナレンドラ・モディが2009年から2014年までグジャラート・クリケット協会の代表を務めたことから、彼の名前がスタジアム名として名付けられた。2023年には女子プロクリケットリーグの女子プレミアリーグ(WPL)が開幕し、アフマダーバードを本拠地とするクジャラート・ジャイアンツが所属している。