アンハイザー・ブッシュ・インベブ
ビール醸造会社 ウィキペディアから
アンハイザー・ブッシュ・インベブ (英: Anheuser-Busch InBev N.V.) は、ベルギー・ルーヴェンに本拠を置き、世界50カ国以上に製造拠点を持つ酒類メーカー[1]。ユーロネクスト・ブリュッセル、ニューヨーク証券取引所、JSE上場企業(Euronext: ABI 、NYSE: BUD、JSE: ANB)。
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種類 | NV(公開・有限責任) |
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市場情報 |
Euronext: ABI NYSE: BUD JSE: ANB |
略称 | ABI、ABInBev |
本社所在地 | ベルギー・ルーヴェン |
設立 |
2008年 インベブとアンハイザー・ブッシュの合併により |
業種 | 食料品 |
事業内容 | ビール他飲料製造 |
代表者 | ミシェル・ドゥケリス(最高経営責任者) |
売上高 | 564億4000万ドル(2017年) |
営業利益 | 171億5000万ドル(2017年) |
純利益 | 91億8000万ドル(2017年) |
純資産 | 725億9000万ドル(2017年) |
総資産 | 2461億3000万ドル(2017年) |
従業員数 | 18万2915人(2017年) |
主要子会社 |
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外部リンク | https://www.ab-inbev.com/ |
2008年、ベルギーのインベブが、オランダ・フランスの大手金融機関から融資を受けバドワイザーで知られるアメリカのアンハイザー・ブッシュを買収・合併し、社名変更、CEOにはインベブCEOのカルロス・ブリトが就任した[2]。買収総額は約5兆8000億円で、ビールメーカーの買収では空前の規模となった。2012年、メキシコのグルポ・モデロの未保有株を201億ドルで取得し、完全子会社化した[3]。2016年10月にはイギリスを本拠とするSABミラーの買収(吸収合併)が完了、ビール飲料の世界シェアは3割に達した[4]。
沿革
- 1240年 - アンハイザー・ブッシュ・インベブ創業の原点、ベルギーの修道院にてオリジナルビールブランド・レフ(Leffe)が誕生。
- 1366年 - ベルギー・ルーヴェンのデ・ホールン醸造所にてアルトワ (Artois) が創業。
- 1860年 - アメリカでアンハイザー・ブッシュが創業。
- 1987年 - アルトワとPiedboeufが合併しインターブリュー (Interbrew) となる。
- 1999年 - ブラジルでブラーマ (Brahma) とアンタルチカ (Antarctica) が合併しアンベブ (AmBev) となる。
- 2004年 - インターブリューとアンベブが合併しインベブとなる。
- 2008年 - インベブとアンハイザー・ブッシュが合併しアンハイザー・ブッシュ・インベブとなる。
- 2011年 - グースアイランド・ブルワリーを買収[5]。
- 2012年 - グルポ・モデロを買収。ビール業界では、アンハイザー・ブッシュ買収に続く史上二番目の規模。
- 2014年 - オリエンタル・ブリュワリーを買収。
- 2016年 - SABミラーを買収。
- 2019年 - カールトン&ユナイテッドブリュワリーズ(オーストラリア)をアサヒグループホールディングスへ売却[6]。
主要ブランド
地域ブランド
- ベルビュー
脚注
外部リンク
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