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アレクセイ・ベレズツキー
ロシアのサッカー選手 ウィキペディアから
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アレクセイ・ベレズツキ(ロシア語: Алексей Владимирович Березуцкий, 1982年6月20日 - )は、ロシアの元サッカー選手、サッカー指導者。元ロシア代表。ポジションはディフェンダー。現在はロシアサッカー・プレミアリーグ・PFC CSKAモスクワの監督を務めている。
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経歴
クラブ
1999年にトルペド-ZILモスクワでプロデビュー。2001年にCSKAモスクワに加入。
2009年11月3日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ 2009-10のグループリーグ第4節のマンチェスター・ユナイテッドFC戦の後に行われたドーピング検査では陽性反応が出た。CSKA側はカゼ薬(Sudafed)を投与した事、メディカルスタッフの手続き上のミス、との声明を出した。UEFAの広報担当者はクラブや選手について「運動能力向上のための意図的なドーピングではない」との見方を示したものの、薬の一成分が禁止リストにあることを確認した[1]。UEFAは同年12月17日、セルゲイ・イグナシェヴィッチとともに、1試合(グループリーグ最終節のベシクタシュJK戦)の出場停止処分を科した [2]。最終節の試合には出られなかったものの、CSKAはグループリーグを突破。UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の1stレグ2ndレグのセビージャ戦ではスタメンで出場し、ロシアクラブ初のベスト8進出に貢献をした。2018年7月21日、双子の兄のヴァシリ・ベレズツキーと共に現役引退を発表した[3]。
代表
2003年2月12日、キプロス代表戦でロシア代表デビューを果たした。
2008年3月26日のルーマニア戦 (0-3) ではキャプテンを務めた。同年5月のカザフスタン戦を最後に、しばらく出場機会に恵まれなかったが、2009年9月5日のリヒテンシュタイン戦で、1年4か月ぶりとなる出場を果たした。以降は手薄な守備陣のバックアッパーとして重宝されている。
UEFA EURO 2012開幕直前で故障離脱した双子の兄のヴァシリ・ベレズツキーの代役として指名された。だがCSKAモスクワの同僚でありながら、イグナシェヴィッチとの意思疎通が上手く図れず、失点こそ少なかったものの、守備陣に混乱を招いた。チームもグループリーグ敗退に終わるなど、戦犯の一人となってしまった。
指導者
現役引退後は兄ヴァシリとともにレオニード・スルツキー監督のアシスタントコーチとしてSBVフィテッセで指導者としてのキャリアをスタートさせた。フィテッセ退団後、キャリアを通じてヴァシリとは初めて別々の道を歩み始め、2021年2月にヴィクトル・ゴンチャレンコ監督率いるCSKAモスクワのアシスタントコーチに就任。同年3月にゴンチャレンコ監督が退任し、翌月にはFCクラスノダールの監督に就任し、ヴァシリも同チームのアシスタントコーチに就任したが、アレクセイはチームに残り、後任となったイヴィツァ・オリッチ監督を支えた。同年7月にオリッチ監督が解任された後は暫定監督としてチームを率いた。
2021年7月19日、CSKAモスクワの正式な監督として就任した[4]。
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人物
- PFC CSKAモスクワのチームメイトで、同じくロシア代表のヴァシリ・ベレズツキーは双子の兄。
- 既婚者であり、娘(アリオナ)がいる。
個人成績
獲得タイトル
- ロシアサッカー・プレミアリーグ:5回 (2003, 2005, 2006, 2012-13, 2013-14)
- ロシア・カップ:7回 (2002, 2005, 2006, 2008, 2009, 2011, 2013)
- ロシア・スーパーカップ:5回 (2004, 2006, 2007, 2009, 2013)
- UEFAカップ:1回 (2005)
脚注
外部リンク
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