アレクサンダー・ヴェゼンコフ
キプロス出身でブルガリアのバスケットボール選手 (1995 - ) ウィキペディアから
アレクサンダー・ヴェゼンコフ (Aleksandar Vezenkov ブルガリア語 Александър Везенков , 1995年8月6日 - )は、ブルガリアのバスケットボール選手。キプロスの首都ニコシア出身。ポジションはパワーフォワード。
![]() オリンピアコスでのヴェゼンコフ (2022年) | |
オリンピアコスBC | |
---|---|
ポジション | PF |
基本情報 | |
愛称 | Aleks |
ブルガリア語 ギリシャ語 |
Александър Везенков Αλέξανδρος Βεζένκοφ |
国籍 |
ブルガリア キプロス ギリシャ |
生年月日 | 1995年8月2日(29歳) |
出身地 | キプロス ニコシア |
身長 | 203cm (6 ft 8 in) |
体重 | 102kg (225 lb) |
ウィングスパン | 220cm (7 ft 3 in) |
キャリア情報 | |
出身 | アリス・テッサロニキBC |
ドラフト | 2017年 2巡目 57位 BKN |
経歴 | |
2011-2015 | アリス・テッサロニキBC |
2015-2018 | FCバルセロナ |
2018-2023 | オリンピアコス |
2023–2024 | サクラメント・キングス |
2024- | オリンピアコスBC |
受賞歴 | |
Stats Basketball-Reference.com | |
代表歴 | |
キャップ |
ブルガリア U-16 2010-2012 ブルガリア U-18 2012-2013 ブルガリア U-20 2014-2015 ブルガリア 2015- |
来歴
1995年にブルガリア人の両親の間に、キプロスの首都ニコシアで生まれる。2005年に地元のAPOELニコシアのバスケットボールチームのアカデミーチームに入団。一家は2009年にギリシャに渡り、アリス・テッサロニキBCのユースチームに入団。2011年にトップチームに登録され、プロデビュー。2012-13シーズンにリーグの最優秀若手選手賞を受賞[1]。続く2013-14シーズンも若手選手賞を受賞。更に2014-15シーズンは、リーグMVP、MIP、得点王を受賞するなど、充実したシーズンを送った。ヴェゼンコフは2015年のNBAドラフトへのエントリーを表明したものの、直前で回避。
FCバルセロナ(2015-2018)
2015年7月31日、リーガACBのFCバルセロナと4年契約を締結[2]。 2015-16シーズン終了後に2016年のNBAドラフトにエントリーしたものの、再び直前で回避。2016-17シーズンはスーペル・コパ優勝を経験。リーグの若手チームにも選出された。ヴェゼンコフは三度2017年のNBAドラフトにエントリーし、57位でブルックリン・ネッツから指名された[3]。
オリンピアコスBC(2018-2023)
2018年7月12日、オリンピアコスBCと2年契約を締結した[4]。2023年1月2日、オリンピアコスはヴェゼンコフと2024-2025シーズンまでの契約延長を締結したと発表した[5]。
サクラメント・キングス(2023-2024)
2023年7月18日、サクラメント・キングスと契約した[6]。キングスではNBAの適応に苦しみ[7]、シーズン後に行われたインタビューではユーロとNBAでのプレー時間の違いなどに苦しんでいたと語った[7]
オリンピアコスに復帰(2024-)
2024年7月25日、オリンピアコスへ5年契約で復帰すると発表された[8]。
個人成績
NBA
レギュラーシーズン
ユーロリーグ
* | Led the league |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG | PIR |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015–16 | FCバルセロナ | 22 | 1 | 8.9 | .457 | .444 | 1.000 | 1.2 | .3 | .2 | .0 | 2.7 | 2.6 |
2016–17 | 30 | 6 | 18.4 | .577 | .479 | .848 | 3.2 | 1.1 | .7 | .2 | 7.5 | 9.7 | |
2017–18 | 13 | 1 | 11.4 | .429 | .222 | .923 | 2.5 | .5 | .4 | .1 | 3.5 | 5.2 | |
2018–19 | オリンピアコス | 28 | 3 | 10.2 | .488 | .207 | .810 | 2.2 | .4 | .4 | .1 | 3.8 | 4.8 |
2019–20 | 26 | 3 | 13.4 | .540 | .459 | .808 | 2.0 | .5 | .3 | .2 | 7.1 | 6.9 | |
2020–21 | 31 | 13 | 23.3 | .463 | .430 | .887 | 5.4 | 1.1 | .7 | .5 | 11.5 | 14.8 | |
2021–22 | 38 | 38 | 30.1 | .530 | .370 | .833 | 5.9 | 1.5 | 1 | .2 | 13.7 | 17.8 | |
2022–23 | 40 | 39 | 29.1 | .536 | .378 | .879 | 6.8 | 1.9 | 1 | .1 | 17.6* | 21.5* | |
通算 | 228 | 104 | 20.2 | .519 | .395 | .860 | 4.1 | 1.0 | .6 | .2 | 9.6 | 11.9 |
ブルガリア代表
2010年からユース世代のブルガリア代表に招集され、2011年のFIBAU-16ヨーロッパ選手権では平均27.1得点を記録。2013年のU-18ヨーロッパ選手権では22.4得点、2014年のU-20ヨーロッパ選手権でも19.6得点に11.2リバウンドを記録し、オールトーナメントチームに選出。2015年からフル代表に招集され、リオデジャネイロオリンピック出場権を懸けたヨーロッパ選手権では、平均17.3得点を記録した。
脚注
外部リンク
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