めがね橋停留場

長崎県長崎市にある長崎電気軌道の路面電車停留場 ウィキペディアから

めがね橋停留場

めがね橋停留場(めがねばしていりゅうじょう、めがね橋電停)は、長崎県長崎市栄町にある長崎電気軌道蛍茶屋支線の路面電車停留場である。駅番号は372号系統4号系統5号系統が停車する。

概要 めがね橋停留場, 所在地 ...
めがね橋停留場
Thumb
南寄りから望む
めがねばし
Meganebashi Bridge
36 浜町アーケード (0.4 km)
(0.4 km) 市役所 38
所在地 長崎県長崎市栄町5番1号先
北緯32度44分49.33秒 東経129度52分42.41秒
駅番号 37
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 蛍茶屋支線(□2号系統4号系統5号系統
キロ程 0.4 km(西浜町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
900人/日
-2015年-
開業年月日 1920年大正9年)12月25日
テンプレートを表示
閉じる

歴史

Thumb
中島川に架かる賑橋

当停留場は1920年大正9年)に開業した[1]。開業は長崎電軌の第3期線築町 - 古町(廃止)間の開通と同日のことである[2][3]。開業時の停留場名は賑橋停留場(にぎわいばしていりゅうじょう)で[2]、「賑橋」は中島川に架かる橋梁の一つ[4]。蛍茶屋支線の軌道も中島川を軌道専用の橋梁(中島川橋梁[5])にて渡河している[6][7]

停留場名は2018年平成30年)にめがね橋停留場に改称、乗客の利便性のため沿線の観光地の名称を停留場名とした[8][9]

年表

構造

めがね橋停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが置かれる[5][6]。ホームは2面あり、2本の線路を挟んで向かい合わせに配置されている(相対式ホーム[5][6]。軌道の東側に崇福寺石橋方面行きのホーム、西側に蛍茶屋方面行きのホームがある[5][6]。蛍茶屋方面行きのホームはかつて西浜町寄り、軌道が中島川を蛍茶屋側に越えたところに設けられていた[4]

利用状況

長崎電軌の調査によると1日の乗降客数は以下の通り。

  • 1998年 - 1,715人[1]
  • 2015年 - 900人[13]

周辺

Thumb
眼鏡橋

眼鏡橋の最寄り停留場で、観光客の利用も多い[1]。周囲にはオフィスビルも建ち並ぶ[1]

2003年(平成15年)には長崎電軌の賑町変電所が停留場近くに開設された[11]。これは老朽化した出島変電所に代わって新設された変電所で[14]、煉瓦造の教会を模した西洋風の外観をしている[15]

隣の停留場

長崎電気軌道
蛍茶屋支線(□2号系統・4号系統・5号系統)
浜町アーケード停留場(36) - めがね橋停留場(37) - 市役所停留場(38)
  • 1954年(昭和29年)までは隣の市民会館停留場との間に酒屋町停留場が存在した[16][17]

脚注

参考文献

関連項目

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.