ほくほくフィナンシャルグループ
日本の富山県富山市にある金融持株会社 ウィキペディアから
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株式会社ほくほくフィナンシャルグループ(英: Hokuhoku Financial Group, Inc.)は、富山県富山市に本社を置く金融持株会社である。
ほくほくフィナンシャルグループ本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | ほくほくFG |
本社所在地 |
日本 〒930-8637 富山県富山市堤町通り一丁目2番26号 北緯36度41分20.8秒 東経137度13分3.6秒 |
設立 |
2003年(平成15年)9月26日 (株式会社ほくぎんフィナンシャルグループ) |
業種 | 銀行業 |
法人番号 | 1230001004554 |
事業内容 | 金融持株会社 |
代表者 |
中澤宏(代表取締役社長) 兼間祐二(代表取締役副社長) |
資本金 |
708億95百万円 (2017年3月末現在) |
発行済株式総数 |
普通株式 13億5,163万株 第1回第5種優先株式 1億743万2千株 (2016年3月31日現在) |
純利益 |
連結:288億37百万円 単独:79億37百万円 (2016年3月期) |
純資産 |
連結:5,662億51百万円 単独:2,368億27百万円 (2016年3月31日現在) |
総資産 |
連結:11兆6,303億28百万円 単独:2,700億81百万円 (2016年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:4,570人 単独:88人 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[2] |
主要株主 |
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)5.01% 明治安田生命保険 2.32% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)2.01% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口4)1.63% 住友生命保険 1.61% (2016年3月31日現在) |
主要子会社 | #関連会社参照 |
外部リンク | https://www.hokuhoku-fg.co.jp/ |
特記事項:株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 有価証券報告書 - 第13期に拠る |
傘下に、北陸3県や北海道を基盤とする北陸銀行と、北海道を基盤とする北海道銀行がある、地銀総資産順位では第5位となる地方銀行グループである。統合当初は両行とも、平成バブルの崩壊に伴う財務悪化を引き起こした結果、公的資金注入を受けており、その処理が課題であった。地方銀行同士の合併や経営の統合はこれまでも数多くあるが、本店の所在地が遠隔地に在る統合は国内では初である。この為、統合当初は「飛地統合」などと呼ばれた。
この「飛地統合」の実現は、
の思惑が相互補完の形で結実している。
また、北陸銀行が経営統合前より北海道内にも複数の支店を設けていたという事情も存在する。これは、北海道開拓において北陸3県の出身者が全体の1/4程度にも達しており、その便宜を図っていたものである。
統合から数年でほくほくFG全体の店舗網の合理化として、北陸銀行北見・網走両支店を北海道銀行にまた北海道銀行大阪支店を北陸銀行へ営業譲渡したほか、北海道銀行東京支店を北陸銀行東京支店の入る室町中央ビルに移転して空中店舗化している(なお東京支店は、その後の再開発により、2019年4月に北陸銀行とともに日本橋室町三井タワーに再移転)。また、荘内銀行(フィデアホールディングス)の協力により、北海道銀行仙台支店も空中店舗化している。
経営努力の結果2009年(平成21年)8月27日公的資金を全額返済している。3日前の24日には北海道銀行小樽支店新店舗が北陸銀行小樽支店隣にて営業開始しており、その後、旧店舗跡地を両行共同の駐車場「ほくほくパーキング」としてオープンさせた。
2013年には新幹線開業による東北地方との経済交流促進や東日本大震災・福島第一原子力発電所事故の北海道内避難者に対する金融面からのサポートを行うべく北海道銀行が七十七銀行・東邦銀行・岩手銀行など東北地方の地銀10行と業務提携を締結するなど他行との共同事業にも積極的である。
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