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ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ
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『ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ』(ならずものせんとうぶたい BLOODY WOLF)は、1988年にデータイーストから稼働されたアーケード用アクションシューティングゲーム。ヨーロッパでは、『Battle Rangers』(バトル・レンジャーズ)のタイトルで稼働された。
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二人同時プレイが可能なトップビュー型のゲームだが、ステージによって四方に任意スクロールするのが特徴。
翌1989年にはPCエンジンにややアレンジされて移植された。PCエンジン版は2007年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて、2016年にWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて配信された。
続編の『サンダーゾーン』(1991年)では、本作に登場した二人の兵士「イーグル」と「スネーク」と妙に高圧的な口調の司令官が再び登場する。
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概要
「戦場を単騎で駆ける無敵の兵士」という設定は、映画『ランボー』(1982年)以降ハリウッド映画によく見られるお約束で、ゲームとしてもタイトーの『フロントライン』(1982年)、カプコンの『戦場の狼』(1984年)、SNKの『怒 IKARI』(1986年)など、スタンダードなシューティングの題材である。本作も例外ではなく、純粋にゲームとして見た場合それほど目新しい要素はない。基本武器はマシンガンと手榴弾、特殊武器は現地調達、時には乗り物を奪取、捕虜を救出して情報収集など、ほぼフォーマット通りの作りである。
データイーストを代表するキャッチ「アツクテシヌゼ」はこのゲームに登場する火炎放射器を持った中ボスのセリフが元である他、更なる元ネタとして漫画『北斗の拳』(1983年 - 1988年)の劇中の人物のセリフが挙げられる。
ストーリー
特殊戦闘部隊"BLOODY WOLF"(血だらけの狼)に所属する2人の男たちに、ある日極秘任務が言い渡された。 「大統領が拉致された。敵は狂気の傭兵軍団だ。注意して進め!」 男たちは出発した。一国の命運は、2人の勇敢な男たちに託されたのだった。 "BLOODY WOLF"、彼らは別名"ならず者戦闘部隊"と呼ばれていた。
移植版
- PCエンジン版
- 家庭用ゲーム機(コンシューマーゲーム)である事から、よりじっくり遊ばせるという面で、ストーリー性が強化されている。ただし、二人同時プレイは割愛されている。2007年4月10日から2012年3月6日までバーチャルコンソールで配信された。アーケード版とは異なり、EAGLEかSNAKEを選択し1プレイのみとなるが、後半では捕虜となる為、選択しなかった方のキャラを使用して進むことになる。途中でマシンガン等の武器が使用不可能となり、ナイフのみで戦うシーンがある。
スタッフ
- アーケード版
- ゲーム・デザイナー:本田善明
- ゲーム・プログラマー:井上隆明、秋山宗一
- グラフィック・デザイナー:野田伸二、野老雅典、小泉隆秀、MIX MAN、DOT MAN
- サウンド・チーム:AZUSA(原あずさ)、MARO(吉田博昭)、TATSUYA(木内達也)、HITOMI(こまつひとみ)、SEGAWA(せがわしゅうじ)
- ハードウェア:TOMOTAKA OSADA
- PCエンジン版
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サウンドトラック
- ならず者戦闘部隊 ブラッディウルフ オリジナル・サウンドトラック(2023年6月21日/CASSETRON/規格番号CTN-013)
アーケード版、PCエンジン版、ボーナストラックを収録した全44曲。吉田博昭へのインタビューが掲載されている。
評価
- PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では4・6・7・5の合計22点(満40点)[6]、『月刊PCエンジン』では80・85・85・75・80の平均81点、『マル勝PCエンジン』では6・7・7・6の合計26点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.79点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で346位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
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脚注
外部リンク
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