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『なつのロケット』は、あさりよしとおによる日本の漫画。『ヤングアニマル』(白泉社)にて、1999年16号から22号に連載された。単行本は全1巻。
また、『なつのロケット』のキャラクターを用いて有志集団「なつのロケット団(現インターステラテクノロジズ株式会社)」のロケット開発を描いた『進め!なつのロケット団』が[2]、白泉社のコミックアンソロジー『楽園 Le Paradis』Web増刊にて、2010年7月20日公開の第3号のWeb増刊より公開されている[1]。
小学5年生の夏休み前、担任の藤根先生が学校を辞めてしまうことを悟った北山は、彼女の教育が間違っていなかった証として、ロケットを作ろうと決意する。仲間と一緒に奮闘するが、そこに転校生の三浦が現れる。
直径36センチ、全長3メートル、重量200キログラム、三段式でペイロードは100グラムで航続距離は1500キロメートル。このロケットは宇宙機エンジニアの野田篤司が詳細に検討し、設計したものであり実現可能な最小のロケットを目指して考案されている[3]。
また、堀江貴文がスポンサーとなり開発グループ「なつのロケット団」を設けたSNS株式会社(現・インターステラテクノロジズ株式会社)は、本作の元となった野田篤司の小型ロケットシステムの構想を元にして小型ロケットの開発を行い、2014年頃の軌道投入用の小型ロケットの実用化を目標としていたが[4][5]、2019年5月4日、開発したMOMO3号機が日本の民間ロケットとしては初めて宇宙空間に到達した。 ちなみに、「なつのロケット団」の名称は、本作に由来するものである[6]。
『なつのロケット』は川端裕人の小説『夏のロケット』[7]に触発されたことが、執筆の動機とされている。[8]
八谷和彦のかかわっているOpenSky計画に関するPR本である『OpenSky2.0』[9]にて八谷が樋口に「あさりよしとおさんの『なつのロケット』の実写版を、ぜひ樋口さんに監督していただいて・・・、僕はその映画に大道具で参加したい」と語っている。
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