トップQs
タイムライン
チャット
視点
Є
ウィキペディアから
Remove ads
Є, є は、キリル文字のひとつ。ウクライナ語、ルシン語、教会スラヴ語で使われる。ギリシア文字の Ε, ε(エプシロン)を起源とする。
由来
キリル文字の「Е」の変形である。1837年にウクライナ語の正書法『ドニステル川の人魚』で初めて[jɛ]を表記するために使用された。初期のキリル文字である「Ѥ」は「І」と「Е」を合わせて作られたもので、この文字とは成り立ちが異なる。
呼称
- ウクライナ語:イェー
音素・音
- ウクライナ語・ルシン語:/je/または口蓋化した子音に続く/e/
教会スラヴ語での使用
単なるЕ, еの変種であったが、17世紀半ば以後には次のような書き分けが行われた[1]。
- 先頭では必ずЄを用いる。
- それ以外では次の例外を除き、Еを用いる。
- キリル数字には、ЕではなくЄを用いる。(5を表す)
教会スラヴ語でのЕとЄの区別は大文字にはなく、小文字にのみある。よって、オールキャップスやスモールキャピタルでは区別はなくなる。
アルファベット上の位置
- ウクライナ語・ルシン語:第8字母
- 教会スラヴ語:第6字母
Єに関わる諸事項
符号位置
脚注
参考文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads
