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Є, є は、キリル文字のひとつ。ウクライナ語、ルシン語、教会スラヴ語で使われる。ギリシア文字の Ε, ε(エプシロン)を起源とする。
キリル文字の「Е」の変形である。1837年にウクライナ語の正書法『ドニステル川の人魚』で初めて[jɛ]を表記するために使用された。初期のキリル文字である「Ѥ」は「І」と「Е」を合わせて作られたもので、この文字とは成り立ちが異なる。
単なるЕ, еの変種であったが、17世紀半ば以後には次のような書き分けが行われた[1]。
教会スラヴ語でのЕとЄの区別は大文字にはなく、小文字にのみある。よって、オールキャップスやスモールキャピタルでは区別はなくなる。
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Є | U+0404 |
‐ |
Є Є |
є | U+0454 |
‐ |
є є |
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