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UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22 決勝(UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22 けっしょう、英語: UEFA Champions League 2021-22 Final)は、欧州サッカー連盟 (UEFA)により開催されるUEFAチャンピオンズリーグ 2021-22の決勝戦であり、30回目のUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦である (UEFAチャンピオンズカップ時代を含めると67回目)。試合は2022年5月28日土曜日にパリ北部サン=ドニのスタッド・ド・フランスで開催された[4][5]。
大会名 | UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22 | ||||||
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開催日 | 2022年5月28日 | ||||||
会場 | スタッド・ド・フランス(サン=ドニ) | ||||||
最優秀選手 | ティボ・クルトゥワ[1] | ||||||
主審 | クレマン・トゥルパン [2] | ||||||
観客数 | 75,000人 | ||||||
天気 |
晴れ時々曇 18 °C (64 °F) 45% 湿度[3] | ||||||
← 2021 2023 → |
当初、決勝戦はロシア・サンクトペテルブルクのサンクトペテルブルク・スタジアムで開催される予定であったが、ロシアのウクライナ侵攻を受け、開催地を変更した。
2018年と同じ組み合わせとなった。この2チームの対戦は前身のヨーロピアン・カップも含めると3度目(1981年,2018年,2022年)となり、これは史上最多となる。
リヴァプールは5回目、前身のヨーロピアン・カップを含めると10回目の決勝進出。直近では2019年が最後であり、この時はトッテナムを2-0で下して優勝した。これを含めてUEFAチャンピオンズリーグ/ヨーロピアン・カップは6度優勝を果たしており、これはイングランドのクラブチームとして最多である。またUEFAカップで3度優勝経験がある。監督ユルゲン・クロップは通算4度目の決勝進出で、これは相手監督カルロ・アンチェロッティに次ぐ2番目の記録である。直近では優勝した2019年が最後となるが、過去3回のうち優勝はその1回のみである[6]。
レアル・マドリードは8回目、前身のヨーロピアン・カップを含めると17回目の決勝進出となった。前述の2018年が最後の決勝進出であり、この時は3-1で勝利して大会3連覇を達成している。過去16度の決勝進出で13回の優勝を達成しており、決勝進出回数・優勝回数共に欧州最多記録を保持している[7]。監督のアンチェロッティは史上最多となる5度目の決勝進出。過去4回のうち3回優勝しており、これも最多タイ記録。直近では2014年が最後で、この時もレアル・マドリードを率いておりクラブを10度目の優勝に導いている。
両者の対戦成績はレアル・マドリードの4勝1分3敗。直近では昨シーズンの準々決勝で対戦しており、この時はレアル・マドリードがホームで3-1、アウェイで0-0として2戦合計3-1で勝ち抜けを決めている。なお決勝での対戦では2試合で互いに1勝1敗という成績である。
註: 以下のすべての結果は、決勝戦進出2クラブの得点を前に表示している。
リヴァプール | ラウンド | レアル・マドリード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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対戦相手 | 結果 | グループステージ | 対戦相手 | 結果 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミラン | 3–2 (H) | 第1節 | インテル | 1–0 (A) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポルト | 5–1 (A) | 第2節 | シェリフ・ティラスポリ | 1–2 (H) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アトレティコ・マドリード | 3–2 (A) | 第3節 | シャフタール・ドネツク | 5-0 (A) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アトレティコ・マドリード | 2–0 (H) | 第4節 | シャフタール・ドネツク | 2–1 (H) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポルト | 2–0 (H) | 第5節 | シェリフ・ティラスポリ | 3–0 (A) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミラン | 2–1 (A) | 第6節 | インテル | 2–0 (H) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グループC1位
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最終結果 | グループE1位
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対戦相手 | 合計 | 第1戦 | 第2戦 | 決勝トーナメント | 対戦相手 | 合計 | 第1戦 | 第2戦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
インテル | 2–1 | 2–0 (A) | 0–1 (H) | ラウンド16 | パリ・サンジェルマン | 3–2 | 1–0 (A) | 3–1 (H) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ベンフィカ | 6–4 | 3–1 (A) | 3–3 (H) | 準々決勝 | チェルシー | 5–4 | 3–1 (A) | 2–3 (延長) (H) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ビジャレアル | 5–2 | 2–0 (H) | 3–2 (A) | 準決勝 | マンチェスター・シティ | 6–5 | 3–4 (A) | 3–1 (延長) (H) |
Liverpool[3]
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Real Madrid[3]
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Man of the Match:
副審:[2]
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試合ルール[8] |
16分、リヴァプールは右サイド深くへのロングフィードをジョーダン・ヘンダーソンが頭で折り返し、後方からサポートしてきたトレント・アレクサンダー=アーノルドがグラウンダーのクロスを供給。サラーが合わせたがGKティボ・クルトゥワにセーブされた[10]。 21分にはティアゴ・アルカンタラからスルーパスを受けたサディオ・マネ がエリア内でシュートを放つも、GKクルトゥワが右手で弾いたボールは左ポストに阻まれた。34分にもアレクサンダー=アーノルドのクロスをサラーが頭で合わせるが、これもクルトゥワが抑えた[10] 。
レアル・マドリードは43分、ダヴィド・アラバのロングフィードをカリム・ベンゼマがエリア内で収めると、中央のフェデリコ・バルベルデを狙って折り返し。このボールはリヴァプール守備陣の対応に遭い混戦となるが、こぼれ球を再度拾ったベンゼマが左足でゴールネットを揺らした。しかしこれはこぼれ球を拾ったベンゼマのオフサイドとなりゴールは認められなかった[11][12][13][14]。前半は0-0で折り返した。
両チームともハーフタイムの選手交代はなし[15]。
後半も立ち上がりからリヴァプールが試合を支配し、ゴール前の見せ場を次々に創出する展開が続く[10]。しかし59分、右サイドでボールを運んだバルベルデがグラウンダーのクロスを入れると、逆サイドのヴィニシウスがワンタッチで押し込み、レアル・マドリードが先制に成功した[11][12]。
攻勢を続けるリヴァプールは64分、サラーがカットインから左足でシュートを放つもGKクルトゥワが横っ飛びでセーブ[10]。65分にはディオゴ・ジョッタを投入すると、69分にはそのジョッタの折り返しをサラーが詰めにいくも、これもクルトゥワが防いだ[11][12][16]。
リヴァプールはさらにナビ・ケイタとロベルト・フィルミーノを投入して攻撃の厚みを増す[12][16]と80分、サラーとフィルミーノの絡みからジョッタ、82分にもファビーニョのパスに反応してエリア右を抜け出したサラーがシュートを放つが、両者ともクルトゥワの好セーブに阻まれた[10]。終盤にエドゥアルド・カマヴィンガ、ダニ・セバージョス、ロドリゴを投入したレアル・マドリードの牙城を破ることはできず、タイムアップ。レアル・マドリードがリヴァプールを1-0で下し、14度目の優勝を達成した[16]。
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