P-セレクチン
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P-セレクチン(英: P-selectin)またはCD62Pは、ヒトではSELP遺伝子にコードされるI型膜貫通タンパク質である[5]。
概要 SELP, PDBに登録されている構造 ...
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P-セレクチンは、活性化された血管内皮細胞や血小板の表面で細胞接着分子として機能する。活性化されていない内皮細胞ではWeibel-Palade小体、活性化されていない血小板ではα顆粒にそれぞれ貯蔵されている。
P-セレクチンは、CD62P、GMP-140(Granule Membrane Protein 140)、PADGEM( Platelet Activation-Dependent Granule to External Membrane Protein)といった別名でも知られる。P-セレクチンは1989年に内皮細胞で最初に同定された[6]。