humansystem
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『humansystem』(ヒューマン・システム)は、日本の音楽グループであるTM NETWORKの5枚目のアルバム。
『humansystem』 | ||||
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TM NETWORK の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1987年7月20日 - 8月29日 セディックスタジオ CBSソニー信濃町スタジオ スマイルガレージ ビクター青山スタジオ サウンド・シティ 一口坂スタジオ (東京) 1987年9月4日 - 9月18日 Ignited Productions Record One Image Recording Conway Recording Studios[1] Bernie Grundman Mastering[1] (ロサンゼルス) | |||
ジャンル |
エレクトロニック ロック ポップス ポップ・ロック シンセポップ ダンス・ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | EPIC・ソニー | |||
プロデュース |
小室哲哉 小坂洋二 | |||
チャート最高順位 | ||||
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TM NETWORK アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN一覧
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『humansystem』収録のシングル | ||||
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1987年11月11日にEPIC・ソニーからリリースされた。前作『Self Control』(1987年)よりおよそ9ヶ月ぶりにリリースされた作品であり、作詞は小室哲哉、小室みつ子が担当、作曲は小室および木根尚登が担当、プロデューサーは小室および小坂洋二が担当している。
レコーディングは同年7月から9月まで当時の最新鋭デジタル機器を取り入れてロサンゼルスと東京でレコーディングされた。アメリカ合衆国にて著名なミック・グゾウスキーやバーニー・グランドマンなどのエンジニアが参加しており、またロサンゼルスのミュージシャンとのコラボレーションによって製作されている。アルバムのテーマは「機械と人間の融合」であり、人間関係を主題とした曲が収録されている。
先行シングルとして「Kiss You」がリリースされた他、TBS系テレビドラマ『痛快!ロックンロール通り』の主題歌として使用された「Resistance」が後にリカットされた。また、1999年に鈴木あみによってカバーされた「Be Together」、同年にtohkoによってカバーされた「Children of the New Century」など、他のアーティストによってカバーされている楽曲が多く収録されている。しかし、名を広めるきっかけになった10thシングル「Get Wild」はベストアルバム『Gift for Fanks』に収録されたためか、本作には未収録。
オリコンチャートではオリジナルアルバムでは初となる1位を獲得した[2]。1988年度の売り上げは23万枚でオリコン年間41位。総合の売り上げは38万枚で、その当時の自己新記録だった。
同年11月9日より本作を受けてのコンサートツアー「Kiss Japan TM NETWORK Tour '87〜'88」、および1988年3月14日より追加公演となるコンサートツアー「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX TM NETWORK ARENA TOUR」が開催された。