Loading AI tools
浜崎あゆみの1枚目のスタジオ・アルバム ウィキペディアから
『A Song for ××』(エイ・ソング・フォー)は、日本の歌手・浜崎あゆみが1999年1月1日にavex traxから発売した1枚目のオリジナルアルバムである。
『A Song for ××』 | ||||
---|---|---|---|---|
浜崎あゆみ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
J-POP ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | avex trax | |||
プロデュース |
Max Matsuura(プロデュース) 鈴木直人(サウンドプロデュース) | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
浜崎あゆみ アルバム 年表 | ||||
| ||||
『A Song for ××』収録のシングル | ||||
|
デビューから5作のシングルを含む自身初のオリジナルアルバム。初の首位獲得作であり、浜崎の初のミリオンセラー作品である。本来の表記は「A Song for ××」であるが、「A Song for XX」というように「X」で表記されることもある。本来は1998年12月26日に発売される予定だったが、延期となり翌年1月1日に発売になった。しかしながら、実際は店頭には12月26日から並んでいた。
5thシングル「Depend on you」のカップリング「Two of us」は本作には収録されていない(後に配信限定アルバム『ANIME & GAME SELECTION』で初収録)。
1999年3月17日に、本作収録曲をリミックスした、初のリミックスアルバム『ayu-mi-x』が発売された。
2001年3月に初のベストアルバム『A BEST』発売時にはプロモーション活動として、歌い直した「A Song for ××」を数多くの歌番組で披露した。
当時のプロデューサーで恋人でもあった松浦勝人は、
「いくら嫌われてもあるべきものが内面にきちんとあれば、それが理解された時、嫌われ度合いが大きいほど振り子は次には逆に振れる。『嫌い』から『好き』に大きく振れる。だから、自分の人生を全部暴露しちゃえ、いい詞が書けることは間違いないんだから、それで押していけ」
という戦略をとった[1]。
この戦略の一環として、1998年12月28日に浜崎は、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』でゲストパーソナリティーを務め、当時小室哲哉プロデュースで彼の恋人として大成功を収めていた華原朋美に対抗し、歌手デビュー時から孤独をテーマにした曲をハイトーンボイスで歌う姿とバカっぽさを前面に出したギャップあるキャラクターを敢えて前面に押し出しており、女子高生を中心に話題になるも華原と酷似しているという声が多くあった。そこで、その戦略を逆手にとり、放送を前に「浜崎あゆみはバカじゃない」とキャッチフレーズを打ち、テレビでも番宣を流した。番組中、浜崎が嫌いという人たちが電話をかけてきて話をするも、彼女は相手をすっかり共感させて泣かせてしまい、その反響は凄まじく翌日には彼女の公式サイトの掲示板がパンクするほどだったと言う[1]。
また、本作発売にあたり年末の歌番組に徹底的に出演し、発売直前に渋谷でもイベントを行い街中を浜崎の顔一色にするなどジャックする戦略をとった。テレビプロモーションCMでも、avexのロゴをA song for XXに変えて浜崎自身がタイトルコールを入れるなどの注力ぶりであった。
これまで10万枚前後のシングル売上だったにもかかわらず、本作はいきなり初動売上が54万枚を突破し、初登場1位を記録。最終売上は145万枚を超え、大ブレイクのきっかけとなる。また、オリコンチャートでは2週連続通算4週首位を獲得した。
専門評論家によるレビュー | |
---|---|
レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 否定的[2] |
CDジャーナルは、「彼女の魅力を一言で言うなら、ちょいとばかり稚拙な感じもする歌から伝わってくる、はかなさってことなんだろうな。ヒット曲を多数収録したファースト・アルバムはバカ売れ確実だけど、はかなさを愛しく思うか、うざったく思うかは聴く人次第。」と批評した[2]。
全作詞: ayumi hamasaki(#1を除く)。 | ||||
# | タイトル | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「Prologue」(インスト曲) | Yasuhiko Hoshino | Yasuhiko Hoshino | |
2. | 「A Song for ××」 | Yasuhiko Hoshino | Yasuhiko Hoshino | |
3. | 「Hana」 | Yasuhiko Hoshino | Yasuhiko Hoshino | |
4. | 「FRIEND」 | Yasuhiko Hoshino | Akimitsu Honma | |
5. | 「FRIEND II」 | Mitsuru Igarashi | Mitsuru Igarashi | |
6. | 「poker face」 | Yasuhiko Hoshino | Akimitsu Honma | |
7. | 「Wishing」 | Hideaki Kuwabara | Akimitsu Honma | |
8. | 「YOU」 | Yasuhiko Hoshino | Akimitsu Honma | |
9. | 「As if...」 | Kazuhito Kikuchi | Akimitsu Honma | |
10. | 「POWDER SNOW」 | Hideaki Kuwabara | Akimitsu Honma | |
11. | 「Trust」 | Takashi Kimura | Takashi Kimura、Akimitsu Honma | |
12. | 「Depend on you」 | Kazuhito Kikuchi | Akimitsu Honma、Takashi Morio | |
13. | 「SIGNAL」 | Hideaki Kuwabara | Akimitsu Honma | |
14. | 「from your letter」 | Akio Togashi | Akio Togashi | |
15. | 「For My Dear...」 | Yasuhiko Hoshino | Yasuhiko Hoshino | |
16. | 「Present」 | Yasuhiko Hoshino | Yasuhiko Hoshino | |
合計時間: |
全作詞: ayumi hamasaki。 | ||||
# | タイトル | 作曲 | 編曲 | |
---|---|---|---|---|
1. | 「poker face」 | Yasuhiko Hoshino | Akimitsu Honma | |
2. | 「YOU」 | Yasuhiko Hoshino | Akimitsu Honma | |
3. | 「Trust」 | Takashi Kimura | Akimitsu Homma、Takashi Kimura | |
4. | 「For My Dear...」 | Yasuhiko Hoshino | Yasuhiko Hoshino | |
5. | 「Depend on you」 | Kazuhito Kikuchi | Akimitsu Honma、Takashi Morio | |
6. | 「FRIEND」 | Yasuhiko Hoshino | Akimitsu Honma | |
7. | 「Two of us」 | Daisuke Miyachi、Ryosuke Imai | Akimitsu Homma | |
8. | 「POWDER SNOW (仮)」 | Hideaki Kuwabara | Akimitsu Honma | |
9. | 「SIGNAL (仮)」 | Hideaki Kuwabara | Akimitsu Honma |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.