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『10万分の1』(じゅうまんぶんのいち)は、宮坂香帆による日本の少女漫画作品。『Cheese!』(小学館)にて、2015年10月号から2018年10月号まで掲載された。2021年3月時点で累計発行部数は120万部を突破している[1]。
本作連載開始の前月号まで『Cheese!』に連載していた宮坂の作品『あかいいと』の登場人物・桜木莉乃と桐谷蓮を主役としている。
2020年11月27日に白濱亜嵐 (EXILE / GENERATIONS)と平祐奈主演で実写映画版が公開された[2]。
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紫上学園2年生の桜木莉乃はごく普通の女子高生、クラスメイトの桐谷 蓮が好きだが過去に初恋の男子に太ももの傷を馬鹿にされたことが後を引き一歩前に踏み込む勇気がでない。桐谷との距離が近づくにつれ想いがあふれついに告白する。その直後桐谷からも告白されふたりは付き合うことに…
クラスの女子のいじめやずっと莉乃に想い寄せていた後輩で千紘の弟の裕人が剣道部に入部して莉乃に猛アタックしてきたりと、波乱がありながらも桐谷との幸せな学園生活を送っていたが、ある日莉乃は足が思うように動かせなくなり、倒れてしまう。病院では何もなかっと安心するが、その後も“力が入らなくなる”というような変調が起こりALS(筋萎縮性側索硬化症)という10万人にひとりの確率でかかる国の指定難病のひとつであることを疑う。ALSの可能性に恐怖と不安から自ら死を考えてしまうが蓮や周囲の人々の愛情を受け「生きる」決意をする。ALSと診断されてからは身体が動かなくなる不安を抱えながらも蓮と結ばれたいと強く望むようになる。蓮や千紘たちは自身の進路を考え直す。後夜祭で莉乃と蓮は、ついに結ばれる。
車椅子生活になりより身体の自由がきかなくなることが多くなり、粗相をしたことのショックや蓮の進路のことで蓮に負担を強いていると思い蓮との別れを告げるが逆に蓮からプロポーズされる。
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蓮も元は警察官になる予定だった警察一家。
2020年11月27日に公開された[5]。監督は三木康一郎[2]。
なお、第33回東京国際映画祭(2020年10月31日 - 11月9日)に特別招待作品として出品され、11月5日に東京・EXシアター六本木でワールドプレミア上映が行われている[6][7]。
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