阿知
岡山県倉敷市にある町丁 ウィキペディアから
岡山県倉敷市にある町丁 ウィキペディアから
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.
阿知(あち)は、岡山県倉敷市にある町丁である。一丁目から三丁目からなる。いわゆる「倉敷駅前」と呼ばれる一帯で、倉敷駅南側周辺に位置する。郵便番号は、710-0055(倉敷郵便局管区)。総人口は1137人、世帯数は611世帯[1]。
一丁目から三丁目からなり、JR倉敷駅南側一帯にあたる。鶴形山の北西に位置し、同市の中心市街地の中枢であり、駅前繁華街となる商業地域、および業務地域である。複数の商店街を形成しており、また中央部を倉敷駅から南に市道古城池(通称・中央通り、元町通り)が通る[2]。
かつては倉敷で最も活況を呈した商店街を要し、周辺は大変賑わったが、近年は郊外型の店舗の隆盛により、空洞化が問題とされている。一方で、それを打破すべく朝市の三斎市などが催されて賑わっている[2]。
中世後期までは島嶼の北端で、周囲は吉備の穴海の西部にあたる「阿知の海」と呼ばれる海域であった。当地は島嶼北西端付近の沿岸地域であった。しかし、宇喜多秀家の命により家臣の岡利勝が指揮し、早島から当地のある島嶼を経て現在の倉敷市酒津付近まで堤防(通称・宇喜多堤)を築き干拓を行った。以来、本土と陸続きとなっている[3]。
昭和47年、栄町・新栄町・元町・浜田町・戎町・宮坂町・旭町・平和町・阿知町などの町区(旧町割)を統合・整理して、阿智神社およびかつての阿知の海に由来し「阿知」と命名された。都市計画街路整備に順応し区画され、丁目も設定された[2]。
倉敷市の住民基本台帳による統計(平成23年6月末)。
丁目 | 人口 | 男性人口 | 女性人口 | 世帯数 |
---|---|---|---|---|
一丁目 | 101 | 45 | 56 | 68 |
二丁目 | 478 | 223 | 255 | 256 |
三丁目 | 558 | 239 | 319 | 287 |
総計 | 1,137 | 507 | 630 | 611 |