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日本の書道家 ウィキペディアから
紫舟(ししゅう)は、日本の女性、書道家。 大阪芸術大学美術学科教授。
6歳より書道を始め[1]、小学生の頃には8段になる。大学卒業後は神戸のアパレルメーカーでOLとして働いていたが3年目に退職し[2] 書家に転身[1]。京都府・奈良県で書の研鑽を積み、2001年7月に初めての個展を開く。2003年、奈良にアトリエを構えると、2005年には東京[3]、2006年には都内の別の場所へ再移転している。書の作品展の他、テレビ番組や書籍、映画などの題字、新聞・雑誌の連載などでも活躍している。2007年にはショートショートフィルムフェスティバルの審査員も務めた[4]。 2011年には東日本大震災復興支援で行われたロックユニットCOMPLEXのライブテーマ「日本一心」の書を手掛ける。
2004年11月から2年半の間、朝日新聞で「いい名」を連載していた。内容は、0歳から109歳まで112人の名前の由来やエピソードを元に、その人の名前を書で書き表すというものであった。同年11月、東大寺にある東大寺整肢園の壁画を手がけた。2009年11月には外務省の文化事業でアルゼンチン、ウルグアイ、チリを訪れた[2]。朝日新聞で「一語一会」[5][6]、読売新聞で「言葉のアルバム」も連載している[2]。
2010年4月より放送されたNHK大河ドラマ「龍馬伝」題字を担当、6月、「吉野・高野・熊野の国」の象徴となる[7]。10月、パシフィコ横浜で開催された「APEC Japan 2010」の会議ロゴを手がけ、メイン会議場ではチームラボと共同制作した映像が放映される[8]。
2012年2月、内閣官房からの依頼でスイスダボス会議「JAPAN」ロゴを担当。8月、伊勢神宮第62回「式年遷宮」(2013年10月2日/5日)にあたり、「祝御遷宮」を揮毫・奉納。10月、経済産業省「Cool JAPAN」ロゴを担当。
2013年1月、東大寺に年始書初め奉納。5月、雑誌「AERA」にて連載「心書」スタート。9月、海上自衛隊から米軍第七艦隊70周年のお祝いとして、紫舟の書画「七鷲炯炯」が贈られる。NHK中央放送番組審議委員(2009年 - )。
2013年、大阪芸術大学美術学科教授に就任。
2014年1月、サンフレッチェ広島チームスローガン「全力」を担当。
2014年12月、ルーブル美術館Carrousel Du Louvreで開催されたフランス国民美術協会(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール)サロン展、「S.N.B.A金賞」およびオルセー美術館などフランスを代表する美術館や博物館の審査員による最高賞「審査員賞金賞」受賞。
2015年、ミラノ国際博覧会日本館クリエイターとして、プロローグを担当。「相生(あいおい)」をテーマに、書、大鼓、義太夫といった日本の伝統文化だけで構成された映像、約3mのキャンバス画「雨の一生」8点、ガラスと鉄の書の彫刻で構成された空間をプロデュース。巨大スクリーンに「命」の文字を書いた。
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