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現代自動車グループ(ヒョンデじどうしゃグループ、Hyundai Motor Group、ハングル: 현대자동차그룹 Hyeondae Jadongcha Geurup; ハンチャ: 現代自動車그룹 Hyeondae Jadong-cha Geurup)は、韓国の財閥。ソウル特別市に本社を置く。財閥の最大メンバーであるヒョンデ自動車はKIAを傘下に置いており、それぞれ国内最大、第2位の自動車メーカーである。
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グローバル本社 | |
現地語社名 | 현대자동차그룹 |
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種類 | 財閥 |
業種 | 自動車産業 |
設立 | 2000年9月 |
本社 | 韓国・ソウル |
事業地域 | 世界 |
主要人物 |
鄭夢九 (名誉会長) 鄭義宣 (会長 & CEO) |
製品 | 自動車、鉄道輸送、エンジニアリング、鉄鋼、建設、金融 |
売上高 | US$224.1billion (2018) |
利益 | US$5.22 billion (2018) |
総資産 | US$313.5 billion (2018) |
従業員数 | 262,463人 (2015)[1] |
子会社 |
リスト
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ウェブサイト | www.hyundaimotorgroup.com |
ヒョンデ・KIAの乗用車、トラック・バスなど全ての車両を総計した世界規模の生産台数は、2010年以降、トヨタ、GM、フォルクスワーゲングループ、ルノー・日産アライアンスに次ぐ世界第5位となっている。2012年の乗用車のみを見ればフォルクスワーゲン、トヨタに次いで世界第3位である[2]。また現代-起亜自動車グループ全体の販売台数は、アジアの自動車メーカーとしてはトヨタグループに次ぐ規模であり、日産とホンダを圧倒している。販売台数は約430万台[3]。2000年代後半の販売台数の急激の伸びは、経営方針として生産効率よりもデザインを優先することにし、KIAがアウディのチーフデザイナーだったペーター・シュライヤーを、ヒョンデがBMWのチーフデザイナーだったクリストファー・チャップマンを獲得して、それぞれデザイン責任者に据えたことが影響しているとされる[4]。流体の彫刻をコンセプトにしたデザインコンセプトが世界で受け、ヒョンデ自動車グループの立役者となったペーター・シュライヤーは、2012年12月にKIA社長兼ヒョンデ自動車グループの最高デザイン責任者に就任した。この他、2020年12月に、アメリカのロボット開発企業ボストン・ダイナミクス社の株式80%を日本のソフトバンクグループから買収したことを公表している[5]。
同グループの総資産は2020年代初頭、韓国の主要企業グループの中で2位の座を占めてきたが、2021年7-9月期決算時点の集計において、SKグループに抜かれて3位に転落した[6]。
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