東光寺 (西宮市)
兵庫県西宮市にある寺院 ウィキペディアから
兵庫県西宮市にある寺院 ウィキペディアから
東光寺(とうこうじ)は、兵庫県西宮市門戸西町にある高野山真言宗の別格本山の寺院。山号は松泰山。本尊は薬師如来。別称は門戸厄神。日本三大厄神、日本三大厄除け開運大師[1]のうちの一つ[2]。
あらゆる災厄を打ち払うという厄神明王(門戸厄神)が有名で、厄年にあたる年齢の人が厄払いをするほか、数えで13歳の子どもが厄除けと学業成就を願って虚空蔵菩薩に詣でる十三詣(じゅうさんまいり)も行われている。初宮参り、交通安全祈願、護摩祈祷、人形供養も受け付けている。
寺伝によれば開創の経緯は次のとおりである。嵯峨天皇の41歳の厄年にあたる天長6年(829年)、空海(弘法大師)により厄除祈願が行われた。その際嵯峨天皇は愛染明王と不動明王が一体となった厄神明王となりあらゆる厄を打ち払うという霊感を得、空海に祈願を命じた。
空海は愛染明王と不動明王が一体となった厄神明王像(両頭愛染明王像)を三体刻むと、高野山の天野大社、山城国の石清水八幡宮、そして門戸東光寺へそれぞれ国家安泰、皇家安泰、国民安泰を願って勧請したという。しかし、現在残っているのは東光寺のもののみである。
毎年1月18・19日に厄除大祭が、2月3日に星祭が行なわれる。特に厄除大祭では数多くの屋台が出店され、何万人もの参拝者で賑わいを見せる。
その他、毎月19日(厄神明王縁日)厄除例祭、甲子(きのえね)大黒天例祭
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.