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香川県東かがわ市の地名 ウィキペディアから
引田(ひけた)は香川県東かがわ市の地名。旧大川郡引田町大字引田。播磨灘に面する港町で、醤油醸造で栄えていた時代の古い町並みとともに、世界で初めてハマチの養殖に成功した地としても知られる。郵便番号は769-2901(白鳥郵便局管区)。
平安時代より半島(城山)によって風が遮られる天然の良港「風待ちの港」として開かれた。中世は引田城が築かれて商業が発展してその港町は日用品や米穀の集散地として賑わい、安土桃山時代に始まった醤油醸造は江戸時代[2]後期になって廻船問屋や豪商も現れるほど隆盛した。現在も港は地方港湾の指定を受け、また江戸時代から明治時代にかけての入り組んだ路地や古建築が多く現存して、近代以前の漁師町の風情をとどめている。
旧大川郡引田町。町村合併にて引田村、相生村、小海村が統合され引田町となるが平成の町村合併により現在は香川県東かがわ市引田となった。
豊臣秀吉の時代に築城されたと言われる引田城(現在は城跡)讃岐国に存在した3城→現高松市=玉藻城、丸亀市=丸亀城、 そしてここ引田に引田城があった。現在も城山でその名残の石組みを見ることができる。
自家用車の場合、高松から一般道を利用し1時間高速道路を利用する場合は約30分程度。高松市、徳島市のほぼ中間地点に位置するためほぼ同等の所要時間となる。
街並みを歩くには井筒屋敷の駐車場を利用すると便利。「ひなまつり」には引田小学校の運動場を無料開放している。
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