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山中 さわお(やまなか さわお、本名: 山中 沢男(読み同じ)、1968年12月7日 - )は、日本のシンガーソングライター。オルタナティヴ・ロックバンド・the pillowsのリーダーであり、ボーカルとギターを担当。北海道札幌市生まれ、小樽市銭函育ち。北海高等学校卒業。血液型はB型。独身。
山中 さわお | |
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2008年アメリカツアーにて | |
基本情報 | |
出生名 | 山中 沢男 |
別名 | さわお |
生誕 | 1968年12月7日(55歳) |
出身地 | 日本・北海道札幌市 |
学歴 | 北海高等学校卒業 |
ジャンル | オルタナティヴ・ロック |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、ギター |
活動期間 | 1986年 - |
レーベル |
DELICIOUS LABEL(ソロ活動) (2010年 - ) |
事務所 |
BAD MUSIC GROUP DELICIOUS LABEL |
共同作業者 |
コインロッカー・ベイビーズ the pillows 林英男 THE PREDATORS The Bumps Casablanca 鈴木淳 吉田仁 |
公式サイト |
山中さわお official web site *the pillows official web site* |
the pillowsの楽曲のほとんどの作詞作曲を手掛けている。主に代表作としては、「ストレンジ カメレオン」「ハイブリッド レインボウ」などが挙げられる。DELICIOUS LABELでのオムニバスアルバムではソロ名義の楽曲が収録されている。また、米倉千尋やザ・コレクターズ、V6、PUFFY、つるの剛士など自身のバンド以外での楽曲提供もまれに行っている。
ギターは、2001年頃よりフェンダー・サイクロン[2]をメインに使用してきたが、2011年冬頃よりスクワイア・サイクロンを使用。なおボディーやネックの色を白と黒にリフィニッシュしている。DELICIOUS LABELに所属するnoodlesやmonokuroなどのプロデュースも手がけている。
右手首の内側に「斑霓」と刺青を施してある。斑霓は「ハイブリッド レインボウ」の意。趣味は浮世絵とTシャツ作り。ツアーグッズとしてそのつどTシャツを作成、販売している[要出典]。
ハロルド作石原作によるアニメ「BECK」の最終回で、the pillowsの楽曲「LAST DINOSAUR」「Advice」を演奏する架空のバンド『ザ・ヒーロウズ』のボーカリストとして声優に挑戦。キャラクターも本人に似せてあり、山中の自然なセリフ読みと相まってリアリティを醸し出していた。ちなみに真鍋を模したメンバーも同時に登場したが、セリフは真鍋本人ではなかった[要出典]。
ライブハウス「CLUB Que」を経営する二位徳裕が監督した映画『Colors of Life』(CLUB Que 9th Anniversary Film)では、「インテリヤクザ」という役柄で出演している。この映画には怒髪天の増子直純をはじめとしたCLUB Queゆかりのアーティストが多数出演しており、音楽監督はthe pillowsの初代リーダーである上田ケンジが担当している。
まれに「SAWAO SING ALONE」というソロの弾き語りイベントを行っている。
名前の由来は、山中の生まれた1968年のメキシコシティオリンピック金メダルをはじめ、オリンピックで12個のメダルを獲得した体操選手の加藤沢男。山中の父親は彼のファンであった。両親は広島の出身で広島皆実高校時代に知り合った。父・有人(すみと)は元教員で、広島大学文学部在学時に同大学の校歌選定公募に最有力で入選、作詞者となっている(修正を加えられているので公式には広島大学選定)[3][4][5]。3人兄弟で、兄が2人いる。小樽在住の次兄もミュージシャンであり、「SPIKY BROTHERS」というユニットを組んで2000年〜2001年にかけて活動していた。また札幌在住の長兄の息子は、the pillows初代ベーシスト・上田健司の甥と同級生であるとの事。
曲中やファンへの呼びかけのときに発する「アウイェー!」が特徴的。ファンクラブの会報などの公式アナウンスでもこの表記が使われることもある。ライブで「ハイブリッド レインボウ」を演奏する際、最初に観客に「Can you feel?」と問いかける。また、「LITTLE BUSTERS」演奏の際には「カモン、リトルバスターズ!」、「Funny Bunny」では「I LOVE IT FUNNY BUNNY HEY!」と煽るなど、観客と一体になるための決め台詞を持っている。
ロックバンドであるthe pillowsの作品が、近年特に「ポップである」と評価されることについて山中さわおは、「これまでも常にポップなものをつくり続けてきたつもり」であると言い、最近は自分たちのそれが周りと一致してきたのではないかと語っている[6]。また山中自身にとってポップである条件とは「普遍的に良いもの」であることで、「ポップス」や「キャッチー」とは区別されるべきものであるという[7]。
結成当初、山中さわおのギターの演奏力に他のメンバーが不安を持ったことからギタリストとして真鍋吉明がthe pillowsに加入したことは山中本人も認めるエピソードであり[8]、山中さわおと真鍋吉明のツインギターがthe pillowsに欠かせないものとなった現在でも、ライブなどでは自らのギターを「僕のこれはネックレスだから」と表現するなどの自虐的なMCを披露して笑いを取ることがある(GOOD DREAMSツアー、神戸チキンジョージ(2004年12月19日)での発言)。またスリーピース構成によるTHE PREDATORSでは、山中のギタリストとしての実力も十分に発揮されている。
同期であるMr.Childrenのメンバーとは現在でも交流があり、特に同じソングライターである桜井和寿とは互いに存在を意識し合う仲であったとされる。桜井はデビュー当時the pillowsの影響を深く受けていた[9]一方で、山中は自分たちと対照的に売り上げや知名度を伸ばす桜井に対し「何かしらのコンプレックスを抱いていた」という[10]。しかし、Mr.Childrenがthe pillowsの代表曲「ストレンジ カメレオン」をカバーしたころから、互いの関係は対等なものになっていったとされる。Mr.Childrenのシングル「終わりなき旅」のC/W「Prism」は桜井が山中を意識して書いたものである[11]。
ROCKIN'ON JAPANの元編集長である鹿野淳とは誌上でthe pillowsのアルバム『KOOL SPICE』が酷評されて以来確執がある。山中はthe pillowsのファンクラブ会報やライブのMCなどで鹿野のことを名指しで幾度か批判しており、また音楽雑誌への怒りを歌った楽曲(「No Substance」)も存在する。the pillowsはそれ以後の数年間ROCKIN'ON JAPAN誌上には登場しなかったが、1999年に編集部からの働きかけにより「RUNNERS HIGH」のインタビューに登場、和解している(その際、山中は「ミュージシャンは音楽雑誌がなくてもやっていけるが、音楽雑誌はミュージシャンがいなければ成り立たない。その音楽雑誌がミュージシャンの作品を貶めるような記事を書くべきではない」といった旨の持論を展開している)。その後も2008年夏に開催されたap bank fesにthe pillowsが出演した際、鹿野が公式ウェブサイトに掲載する全出演アーティストへのインタビュー記事を執筆していたが、山中が鹿野のインタビュー依頼を断ったため、the pillowsのみがライブレポートの記事となっていた事がある(ライブレポート自体は鹿野が執筆)。[12]
フィッシュマンズのファンクラブ会員第一号である(本人談)。2008年11月8日放送のGGTVにて『フィッシュマンズのファンクラブ管理担当の知人がいて、その人を通じて「名誉会員」としての0番をもらったと』言明した。楽曲を作るときは、はじめに曲を作り、そのメロディーに載せて気持ち良い歌詞を書いていくスタイルである。頭に浮かんだ曲はそのまま忘れずに記憶していられるが、突発的な忘失を防止するために2000年代後半以降はICレコーダーを持ち歩き録音するようにしている[13]。
the pillowsのメンバー内では唯一普通免許を持っており(但しペーパードライバー)、シングル「彼女は今日,」のPVでは山中が車を運転するシーンがある。
1986年
1989年
1993年
1998年
2001年
2005年
2010年
2016年
2023年
在籍するバンドの作品については、以下のページに詳しい記述がある。
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2013年1月16日 | Answer | NFCD-27917B:初回生産限定盤 NFCD-27918:通常盤 |
CD
初回生産限定盤DVD
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オリコン最高35位 |
limited single | 2013年3月30日 | たとえばぼくが死んだら | NFC1-27925 |
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「Buzzy Roars Tour」会場限定販売 |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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limited EP | 2020年1月25日 | ケモノミチ | BUMP-090 |
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ライブ会場・通販限定。 表題曲に加え、Casablancaの楽曲のセルフカバーと、映画『王様になれ』の未使用曲が収録されている。 |
limited EP | 2020年12月16日 | nighty night | BUMP-107 |
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ライブ会場・通販限定 |
limited EP | 2022年5月28日 | Our supremacy | BUMP-124 |
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ライブ会場・通販限定。 5~15曲目は「NONOCULAR VIOLET TOUR 2021.3.4 at LIQUIDROOM」のライブ音源。 |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2010年6月23日 | DISCHARGE | NFCD-27907B:初回生産限定盤 NFCD-27908:通常盤 |
CD
初回生産限定盤DVD
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オリコン最高15位、登場回数4回 |
2nd | 2011年10月12日 | 退屈な男 | NFCD-27913B:初回生産限定盤 NFCD-27914:通常盤 |
CD
初回生産限定盤DVD
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オリコン最高27位 |
3rd | 2013年2月13日 | 破壊的イノベーション | NFCD-27921B:初回生産限定盤 NFCD-27922:通常盤 |
CD
初回生産限定盤DVD
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オリコン最高29位、登場回数3回 |
4th | 2020年5月14日 | ELPIS | BUMP-100 |
CD
DVD
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通販限定 |
5th | 2020年8月7日 | ロックンロールはいらない | BUMP-102 |
CD
DVD
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通販限定 |
6th | 2020年11月25日 | Nonocular violet | QEZD-1003~4(BUMP-104) |
CD
DVD
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オリコン最高45位、登場回数2回 |
7th | 2022年3月2日 | Muddy comedy | QEZD-10005~6(BUMP-123) |
CD
DVD
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オリコン最高33位、登場回数2回 |
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
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1st | 2013年9月16日 | ROAR! FLASH! AND MEMORIES 2013.06.02 at Shibuya O-EAST “Buzzy Roars Tour" | NFBD-27927~8:DVD NFXD-27926:Blu-ray |
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オリコン最高42位(Blu-ray) |
2nd | 2021年5月12日 | Nonocular monument 2021.3.4 at LIQUIDROOM “NONOCULAR VIOLET TOUR” | QEBD-10007(BUMP-109):DVD QEXD-10007(BUMP-110):Blu-ray |
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オリコン最高26位(Blu-ray) |
監督 | 曲名 |
アフガンRAY | 「All we need is rock and roll」「December 24」「アインザッツ」「ヒルビリーは かく語りき」 |
今井“Lucy”淳也 | 「The Devil's Pub」 |
岩佐篤樹 | 「オルタナティブ・ロマンチスト」 |
木山健司 | 「DAWN SPEECH」「Music Creature」「Vacant House」「purple moonlight」 |
小嶋貴之 | 「Answer」「Desert me」「HEAVEN'S PINHOLE」「サナトリウムの長い午後」 |
山辺真美 | 「Muddy comedy」「その世界はキミのものだ」 |
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