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沖縄県にある島 ウィキペディアから
屋我地島(やがじしま)は、沖縄本島北部にある島。1946年から1970年には島一円で屋我地村という村だった。
沖縄本島北部に位置し、羽地内海に浮かぶ島で、沖縄県名護市に属する。面積は7.82km2[1]。市の中心部から約10km 離れた位置にあり、市の北西部にあたる(島の最北端は市の最北端にあたる)。沖縄本島とは屋我地大橋で結ばれており、さらに古宇利大橋で今帰仁村に属する古宇利島と結ばれており、また今帰仁村運天側の本島との間はワルミ大橋で結ばれている。島内には、済井出・饒平名・屋我・運天原・我部の5つの集落があり、饒平名に名護市役所の支所と郵便局が置かれている。
屋我地島の饒平名の干潟には、高さ10mを超えるオヒルギ(マングローブ植物)が生育している。そのほかにも、3種類のマングローブ植物が生息しており、生き物の宝庫となっている。また、干潟域を中心にシギ・チドリ等の渡り鳥が飛来し、周辺の岩礁帯帯ではベニアジサシやエリグロアジサシの繁殖が確認されている[2]。そのため、1976年(昭和51年)11月1日に屋我地島全域と周辺海域、羽地内海が国指定屋我地鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されている(面積3,280ha、うち特別保護地区1,001ha)。
名護市中心部の名護バスターミナルと島内各集落を屋我地大橋経由で結ぶ琉球バス交通・沖縄バスの屋我地線(系統番号72番)が1日数往復、共同運行されている。島内の起終点は島北西部の運天原である。
やんばる急行バスが運行する路線バス・四島線がワルミ大橋と島内、古宇利大橋を経由しているが島内に停留所は設置されておらず、島内では停留所以外で乗降可能なフリー乗降区間としての利用となる。(参考:バスマップ沖縄)
郵便局は饒平名にある屋我地郵便局と沖縄愛楽園敷地内にある済井出簡易郵便局が設置されている。
集配業務は羽地郵便局(名護市仲尾次)が島内をカバーしている。1999年までは屋我地郵便局が集配を行っており、現在も集配業務移管前の郵便区番号である「905-16」の郵便番号が継続して割り当てられている。島内の郵便番号は「905-163x(xは1~5)」である。
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