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大曲仮乗降場(おおまがりかりじょうこうじょう)は、北海道(網走支庁)網走市大曲にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)湧網線の仮乗降場(廃駅)である。湧網線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月20日に廃止された[1]。
大部分の普通列車は通過し(1986年(昭和61年)3月3日改正時点で、下り4本上り4本[2])、朝夕1本ずつのみの停車であった。
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の北側(網走方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[3]。
廃止時まで仮乗降場であり、無人駅となっていた。ホームは中湧別方にスロープを有し[3]、駅施設外に連絡していた。
石北本線と並行していたが、乗降場は道路側である湧網線にのみ置かれた。
当仮乗降場が所在した地名より。地名は、網走川が大きく西に曲流していることに由来する[4]。
1999年(平成11年)時点では、施設は全て撤去され、空き地になっている[6]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[7]。
また、1999年(平成11年)時点で常呂町内から当仮乗降場跡の中湧別寄り、網走川を渡った地点までの線路跡が北海道道1087号網走常呂自転車道線として自転車歩行者専用道路に再利用されており、網走川に架橋されていたガーダー橋がそのまま転用されていた[6]。橋梁名は「網走川橋梁」で[8]、2011年(平成23年)時点でも同様であった[8]。
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