国鉄7200形蒸気機関車
ウィキペディア フリーな encyclopedia
7200形は、かつて日本国有鉄道の前身である鉄道院、鉄道省に在籍した蒸気機関車である。
本形式には、鉄道国有法により北海道炭礦鉄道から引き継いだ7200 - 7224と、戦時買収により北海道鉄道(2代)から引き継いだ7225 - 7227の2種があるが、両者の間には米ボールドウィン社製の車軸配置2-6-0(1C)形テンダー機関車であるという以外に共通性はなく、後者は寸法的にはむしろ7950形に近く、明らかに誤定である。鉄道省編入の際に7225形とされたとの説もあるが、公式記録でもすべて7200形に編入するよう処理されており、訂正もされていない。本項では、両者について記述するが、便宜的に前者を第1種、後者を第2種と称することとする。